2022/04/30

鹿害対策のシャクナゲ


この春植えたシャクナゲ(石楠花)が開花。寒さに強い常緑のアオキでも植えようと地元の園芸店を訪ねたところ、「アオキは鹿に喰われるからやめた方がいい。寒冷地で常緑の庭木が欲しければ鹿が嫌うシャクナゲがおすすめ」とのこと。で、アオキをやめて3本のシャクナゲを植えることにした。

「付いている蕾の全部が開花するかどうか保証できませんよ」との若い園芸店主の言葉だったが全ての蕾が花開いた。シャクナゲは半日陰でも育つようなのでもう数本花の色が違う木を植えようと思う。

2022/04/14

安曇野の墓守りサクラ

安曇野へ桜見物に出かけた。最初に訪れたのが陸郷桜仙峡。頂きに雪の残る北アルプスの山並みを背景に、斜面に散在するヤマザクラは ”西の吉野、東の陸郷” と称されるのが納得できる見応えのある景観。


陸郷の桜に負けず劣らず感動したのが安曇野平野に散在する墓守り桜。お墓の守り木として、先祖代々大切に守られてきたシダレザクラの巨樹には、通常の桜見物とは一味違った風情がある。今回訪れたのは3カ所だけだが、安曇野平野にはずいぶんあちこちにあるらしい。


帰路、遠回りして立ち寄った高遠城址の桜は、昨日と一昨日の雨と風ですっかり散ってしまっていた。前回高遠城址の桜見物に来たのはもう10年以上前になる。その時に比べ、ずいぶん樹が老化したように見えたのは、満開の時期を失したせいだけではなさそうに感じた。