2022/10/29

原種系チューリップ


(イラン高原に咲く原種チューリップ)

ロックガーデンに“原種系”チューリップの球根を植えた。先日神代植物公園を散策した時、園内の売店で目について衝動買いしたもの。

中央アジア〜地中海沿岸の山岳地帯や砂礫地が原種系チューリップの原産地だそうだ。ネットで調べると花畑で華やかに咲く園芸種チューリップのイメージとはずいぶん違う。園芸種に比べ花も背丈も小さいので、ロックガーデンに植え込んでも違和感はなさそうだ。

自生地の違い、あるいは改良により今では100種近い原種系チューリップの品種があるらしい。今回植えたのは右写真の4種類。標高1300m近い我が家の庭でも育ちそうな耐寒性に強いものを選んだつもりなのだが?

うまく冬越しできれば来シーズンは品種や株数をもう少し増やそうと思う。


2022/10/23

第46回全国巻柏展示会

神代植物公園で開催中の全国巻柏(イワヒバ)展示会を見に行った。

イワヒバは、古典園芸植物の一つされ、江戸時代から好事家に愛されてきたらしい。呼称も地方により、岩檜葉(イワヒバ)、岩松(イワマツ)、復活草(フッカツソウ)、苔松(コケマツ)、巻柏(マキガシワ)と多種多様。

そんなイワヒバ愛好家が年に一度集まってその栽培技と作品を自慢するのがこの全国巻柏展示会 。樹齢65年(イワヒバはシダ植物なので樹齢とは言わないかもしれない)という古木や、岩に張りつけて野生のイワヒバの生態を表現したものなど、さまざまな自信作が全国から集結していた。


野鳥の水飲み場の大岩にケト土で張りつけた我が家のイワヒバ、今日の展示作品とは”葉形や葉芸”では比べようもないが、深山幽谷で育った正真正銘の”原種”イワヒバであることが自慢だ。

2022/10/20

セイタカアワダチソウとニホンミツバチ

今年はあちこちでセイタカアワダチソウの花がよく目につく。近所の大学の校内でも小さな群落があちこちにある。
そして、その花に、ミツバチ、アブ、ハエ、チョウ、アリなど多くの虫が群れているので立ち止まってよく見るとセイヨウミツバチに混じってニホンミツバチの姿も結構目につく。

この時期、ニホンミツバチはセンダングサやナギナタコウジュの花ではよく見かけるが、セイタカアワダチソウでは滅多にあまり見かけないのでニホンミツバチはセイタカアワダチソウをあまり好まないのだろうと思っていたがそうでもなさそうだ。

2022/10/18

原種シクラメン

秋咲きの原種シクラメンが開花。植え付けてからほとんど手を入れないのに健気に小さな花を咲かせてくれた。


先日別件で昭和記念公園を訪れた折、原種シクラメンが生えている場所ものぞいてみた。”原種”と呼ばれるだけあって、雑草の中でも逞しく咲いていた。(10月4日撮影)

2022/10/17

アルペンローゼの紅葉


ロックガーデンのアルペンローゼが真紅に色づき始めた。昨年松本市の園芸店を訪ねた時に偶然見かけて衝動買いしたもの。紅葉するとは思いもしなかったが、考えてみればアルペンローゼはツツジ科の植物、紅葉しても決して不思議ではない。 

アルペンローゼに興味を持つきっかけになったスイス旅行はいつも6〜8月の季節、花に集まるミツバチを探すことだけに夢中で、葉っぱが紅葉する秋のシーズンのことまでは頭が回らなかった。