2013/02/28

早まった活動?


昨日、今日と一気に気温が緩み、気象庁大泉測候所観測の正午の気温は、昨日(2/27) 5.3度、今日(2/28)は8.1度。

ここ数日音無しの構えだったミツバチが、気温が緩むのを待っていたかのように賑やかに飛翔。巣箱前の地上には巣クズの山ができ、群によってはかなりの数のミツバチ死骸も見られる。

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最近読み返した「実驗養蜂新書」の記述: (p49-50の抄訳)
  • 寒さが続いている冬の間は、体内活動が鈍くなっているので、ミツバチはさほど寒さを感じないようで貯蜜の消費も多くない。
  • 早春に外気温が摂氏10度くらいになると、一部のミツバチが活動を始める。問題はその後の寒さのぶり返し。一度活動を始めたミツバチが、ぶり返しの寒さに会うとおおいに寒さを感じるようで、食料や暖房材として貯蜜をドンドン消費する。
  • このような事態に陥ると、春が来る前に貯蜜を浪費し尽くしてしまい、終には群が消滅する。 仮に餌不足が起きなくても、下痢病を発して全群衰退の道をたどる。
だから“巣箱は日陰に設置すべし”という翁説の解説文の一部だが、晩冬〜早春は、ミツバチの越冬にとって、最終コーナーの大事な時期であることを伺わせる記述でもある。

ミツバチ学の大家、S先生からいただいた1月23日付のメールにも、同様のことを示唆する内容が書かれていた。
 世田谷の我が家の小さい庭にも、雪が残る中、日本蜂がもう巣クズを出しており、ちょっと心配です。 . . . 早まって活動を開始しては消耗してしまいますので・・・
東京から約ひと月半遅れで季節が進む八ヶ岳高原。我家のミツバチ達が、昨日今日の温かさを春の到来と勘違いし、“早まった活動”を起こしているのでなければ良いのだが . . . 。

4年ぶりの来訪


今朝、ベランダのバードフィーダーにリスが来た。
2009年4月2日以来、ほぼ4年ぶりの来訪だ。以前は毎日遊びに来ていたが、隣地の庭木が皆伐された日を境にパタリと姿を消し、以来音信不通が続いていた。

窓ガラス越しに視線が合うと、庭のコナラの木に走り去り、幹の干からびたキノコを食べる振りをしながらこちらの様子を伺っている。その態度から察すると、以前に来ていたのとは違う個体のように感じる。

あれから4年間もの歳月が流れているので当然リス一家にも代がわりなどの変化が起きたのはあたりまえだろう。あるいはあの時の家族は途絶えてしまい、他の地域から入ってきた新参者なのだろうか?ニホンリスの平均寿命は5年らしいので、後者の可能性が高そうだ。

ともあれ、春の給餌終了に備えて数日前からヒマワリの給餌量を「1日5合、お代わりなし」に減らしていたが、リスの登場でもう一度「お代わり自由、食べ放題」に戻すことにした。

となると、春までもう一度ヒマワリの種を調達する必要が出てきた。でも、22/21付のブログを読んだ地元のK氏から「ヒマワリの種、Jマートが売り切れなら長坂の浅川肥料店で売っていますよ」との情報が入っているので心配はない。

2013/02/26

再びヒレンジャク

「道の駅こぶちざわ」近くで見かけたヒレンジャク。10日ほど前、東京の野川公園で見たヒレンジャクのようにカメラマンに囲まれることもなく、陽の光をお腹に当ててなんともユッタリとした顔つき。かなり近づいても動じる気配はない。

春告花


ザゼンソウとネコヤナギの花が開いた。どちらもわが家の春告花。散策路で見かけると春が近いことを知る。

間もなくフキノトウが姿を現し、続いてダンコウバイやアブラチャンの花が開き八ヶ岳南麓高原の春が始まるはず。

2013/02/25

カラマツ林の月

17時57分。カラマツ林の中に巨大な火の玉。月の出だった。
明日は大安の満月。

鹿横断中止

夕方の17時45分。温泉からの帰り道、泉ラインをドライブしていたら . . .

道路を横断したそうな顔をした一匹の鹿がいた。


. . . 車を一時停止し、運転席から「どうぞ」と手で合図をすると、ゆっくりと道を渡り始めた

. . . と思いきや、横断しないでスロー運転の車を先導するように前をゆっくりと歩いていたが

. . . ほどなく気が変わったのか方向転換をして

. . . 元いた林の方へ帰っていった。

通常は、人間の姿を見るとサッと逃げ出す野生の鹿だが、今日は奈良公園の鹿のようのような振る舞いだった。

2013/02/24

ノスリ

高根北小学校近くの農道を車で走っていると、畑の畦道の桜の木にフワリと止まった大型の鳥。トビとは雰囲気が違う。

車を道路脇に止め、双眼鏡で確認するとノスリだった。

2013/02/23

誤射防止ベスト


フクロウ観察で、ナイキのベイパー ベストなるものを着用することにした。前回の東京滞在の折に、通りがかったスポーツショップの店頭で「特価セール(定価6195円の半額)」の値札が目に入って衝動買いしたもの。フードや胸に反射プリントが付いているところをみると、夜間のランニングなどで着用するスポーツウェアらしい。 フクロウの目は、色感覚が無い(または弱い)らしいので、このド派手なベストでもそう驚かさないはずだ。

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フクロウの巣箱観察中、かなり身近でパンパーンという銃声を聞くことがある。林の中でハンターが鹿を追っている銃の発砲音だ。林道に停められたそれらしい軽トラを見かけたことも何度かある。頭数調整のため、山梨県でもシカ(とイノシシ)の休猟区での狩猟許可や、禁猟期間の延長などの方策が実施されている。


県森林環境部発行の「狩猟事故防止のために」には;
  • 入山する際は、できるだけ目立つ服装を心がける。
  • 鈴、ラジオなど、音の鳴るものを携帯する。
  • 土日はハンターが集中するので特に注意する。
. . . などに加えて、"白い腰手拭いをしないこと"との注意事項もある。確かに鹿の白いお尻は林の中でよく目立つ。 鹿ハンターは、白いお尻を見ると反射的に発砲する癖が身に染み付いているのだろう。
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狩猟シーズンが閉幕する3月15日までは、ベイパーベストを着用し、腰手ぬぐいはしないようにしよう。

2013/02/22

ミヤマホオジロ


久しぶりのミヤマホオジロの来訪。ベランダ下の地上で、餌台から落ちてくるヒマワリの種のかけらを夢中で拾って食べている。

ミヤマホオジロは、山梨県のレッドデーターブックで準絶滅危惧種に指定されている。

2013/02/21

スノーシューハイク

八ヶ岳自然クラブ企画の入笠山スノーシューハイク。

快晴。雪質は良好で雪上歩行にはベストコンディション。難を言えば絶え間無く吹き続ける北西からの強風。山頂や北斜面コースでは、風向きから顔をそむけなければならないほどだった。
今年の積雪は例年以上に深く、お花畑近くの駐車禁止標識もまだ深い雪の中。


入笠牧場の中に生えているダケカンバの巨樹は、真っ青な空で四方八方に枝を広げて壮快。一昨年見たキレンジャクには今年は会えなかった。

ベニマシコ

去年は一度も姿を見せなかったベニマシコが今朝のバードフィーダーに。

去年は寂しかった冬鳥の飛来が今年随分と活発なようだ。だから、長坂Jマートの大袋ヒマワリの種は売切れてしまい、新入荷は秋までないらしい。ベルギー産のヒマワリなので、売れいきが良いのですぐに追加補充しよう、とはいかないのだろう。

2013/02/17

ヒレンジャク

「野川公園にヒレンジャクが来ているよ」. . . 公園ボランティアの人からの情報。

早速行ってみると確かに公園の鏡池近くには噂のヒレンジャクがいた。そして、それを取り巻く多くのカメラマンも。

そればかりか今日は(写真は撮れなかったが)オオタカも見た。去年は3週間近くも通いつめながら結局は一度も会うことができなかったオオタカが、国際基督教大学の森の上空を旋回していた。今年は園内のカラス箱罠にノスリが何度か入り込んだらしい。意外な近場でワシタカウォチングができそうだ。

2013/02/14

ミツバチ盗難事件

ここ数年、ミツバチ盗難事件のニュースが繰り返し新聞で報じられる。事件そのものが増えたのか、それとも、ミツバチが注目されるようになり、マスコミがニュースとして取り上げるようになったせいなのか . . . 。

そんな中で、この1年間、特に後味の悪かった事件は . . .
  • JA農産物直売所事件
    JA直売所で販売されていたハチミツが、実は組合員の一人が盗んだミツバチで生産し、出荷されていたというもの。産直ショップの商品には、生産者の良心や善意を感じる、という産直ショップファンの心情に水を差すような事件。
  • 神戸六甲事件
    1〜2箱が相場のミツバチ盗難事件で、30箱という数の多さに"同業者の仕業"と直感的に感じたのは自分だけではなかったはず。その上、盗んだ巣箱は盗難場所からそう遠くない場所に置いていたという粗雑な行動に、事件以上に犯人の人間像への好奇心をそそられた事件。
  • 長野県富士見高校事件
    昨年の日本学校農業クラブ全国大会での最優秀賞をはじめ、ミツバチに関する同校の活動はマスコミでもしばしば取り上げられている。犯人はそんな報道から、ミツバチ巣箱の存在と設置場所を知って犯行に及んだのだろうか。なんともやるせなく感じる事件。
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ミツバチ巣箱の盗難は日本だけでなく海外でも発生している。英国王室のミツバチ盗難事件が新聞記事になったのは去年2月のこと。それ以降も各国で頻発している様子で、いまでは、GPSで追跡できるチップを巣箱に取りつけたり、養蜂場に隠しカメラを設置することなどが推奨されるようになってきた。気の重くなる話だ。

(イラストはOdd News から拝借したものです。)

2013/02/07

諏訪湖の大鷲 "グル"(番外編)

諏訪湖のオオワシ”グル”見学の合間をぬって . . .

白鳥やカモの姿を追って諏訪湖を一周し、. . .

諏訪大社下社春宮に参拝し、その裏手にある万治の石仏に三十数年ぶりに挨拶し、. . .
温泉が流れ出る秋宮の手水舎で冷えきった手を温めた後、門前の蕎麦処で熱い天ぷらそばの昼食を摂り、. . .


帰路は伊那まで脚を延ばして、冬の古道具市を開いている“グリーンファーム”をのぞき、. . .

と、思いつくことのほぼ全てをなし遂げた一泊二日の小旅行でした。

諏訪湖の大鷲 “グル”

意外とアッサリと実現した諏訪湖のオオワシ "グル" との出会いだった。

朝食前、ホテル前の湖岸を散歩していた朝8時少し前の出来事。湖の中ほどに浮かぶ流氷の白色の中に黒い点(赤矢印)があるのに気づいた。双眼鏡で覗いて見ると、羽根に白い紋があり、嘴の黄色がはっきりと識別できる。大きさもカモやカラスの数倍はありそうだ。オオワシのグルに間違いない。(円内写真は、画質を3メガに落とし、ズーム 35.2Xで撮影したもの。)

しばらく見ていたがグルは一向に動く気配が無い。一旦ホテルに帰って急いで朝食を摂り、再び湖畔に戻るとグルはまだ同じ場所にいた。獲物にありつけるにはかなりの辛抱がいるようだ。

. . . と思った矢先、グルは突然飛翔し、東方向に数百メートル移動し、氷上でなにか獲物を捕まえたように見える。(注)

時折羽根を広げてカラスを追い払うような仕草をみせながら、ゆっくりと獲物を食べている様子はまさに諏訪湖の女王。(左上写真)

その食べ残しを狙ってだろう、せわしなく周りをうろつくカラスとグルの頭上を飛び回るトビ。そんな氷上のショウがその後30分以上も続いた。

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もちろん、湖畔にはグル追っかけ隊が陣を敷いていた。去年初めて訪れた時、グル観察の手ほどきを教示してくれた地元のベテランウォッチャー達の懐かしい顔ぶれとの再会もできた。

注記:
後から、ベテラン グルウォッチャーに聞いた話では、ハヤブサがはたき落とした鴨(カワアイサ)をグルが横取りしたのだそうだ。

それにしてもグル追っかけ隊の使っているバズーカの威力はすごい。血の滴る獲物を啄んでいる姿の迫力ある写真は、我がコンデジ作品とは雲泥の差だ。自分も一本欲しくなってきた。もちろん、バズーカを持ったから即良い写真が撮れるわけでないことは承知しているのだが . . . 。

2013/02/05

寒いほどお得 "ツアー"


すっかり八ヶ岳南麓の冬の風物詩になった寒いほどお得フェア。今朝、清里駅前の気温が-5℃を記録し、今シーズン初めての「50% OFF」の日になった。

そこで、夕方のひとときを「寒いほどお得フェア」巡りのミニツアーを企画。
以上〆て4800円の値引サービス。八ヶ岳南麓の厳しい冬の寒さの恩恵を存分に享受させてもらった。予報では、今夜夜半から明日にかけてまた全国的に大雪らしい。

2013/02/01

冬の水汲み蜂


春の水汲み蜂のように、水辺に群れてセッセと水を運ぶ風ではないが、ここ数日、小鳥用の給水カップや、雪解け水で湿った土や枯葉の上に、時折水汲み蜂を見かけるようになった。

暦では明明後日(2/4)が立春。巣箱内で既に「産卵→育児」が始まり、幼虫に与えるハチミツを薄めるための水集めをしているのだろうか。富士見高校養蜂部の2011年の観察でも、「1月20日頃には育児が開始された」ことが確認されている。

内検をしたいところだが、ここ数日の寒気では巣箱の蓋を開けるには少々躊躇する。ミツバチの越冬では、今からの1〜2ヶ月が一番クリティカルな時期になる。