2025/04/07

野川自然巣からの分蜂

 ソメイヨシノも咲き出し多摩丘陵でも分蜂シーズンがスタートした。で、ここ数日の散歩ルートは野川沿いの一択にし、一日一回はニホンミツバチの自然巣の動きを確認するようにしてきた。そして、今日ついに分蜂中の蜂群に遭遇できた。

午後4時18分、現場に立ち寄った時には既に分蜂は始まり、元巣と同じ樹の太枝に分蜂蜂球をほぼ作り終えているところだった。蜂球の大きさから察すると、越冬二回目のこの冬も、花蜜の収集や女王蜂の産卵が順調に進んだようで群はずいぶん増勢したようにみえる。


日曜日とあって河川敷には多くの花見客が出ていたが、皆さん蜂球に気づかない(あるいはミツバチにそもそも興味がない)のか、頭上のすぐ近くで繰り広げられている分蜂ドラマに見入っている人は皆無。というわけで、一人静かに街中でのミツバチ分蜂をゆっくり観察できた。