2015/03/06

アオサギのコロニー

中央自動車道に隣接する赤松林(長坂町塚川)にあるアオサギのコロニー、この時期には繁殖期にしか見られない特異な生態が観察できておもしろい。

嘴が黄色から婚姻色の朱色に変わり、頭の後ろに長い冠羽が目立つのは繁殖期の証。


雌は、雄が運んできた小枝を組み合わて巣作りに余念がなく、
雄は、ときおり天を突くかのように首をまっすぐ上に伸ばして求愛ディスプレイ。運が良ければペアリングの瞬間にも遭遇できる。
既にペアになり産卵も終えたらしい番(つがい)。採餌から帰ってきた雄が、卵を温めている雌の羽繕いをしている姿がなんとも仲睦まじい。







日本にいるサギ類の中で一番大きいアオサギの飛ぶ姿は勇壮で美しい。でも近年数が増えたこともあって、"糞で林を枯らす"、"湖沼や養殖場のさかなを食い荒らす"、などと非難され、時には有害鳥獣として駆除の対象にもされる。

太陽光発電や宅地開発のために営巣場所の林が伐採され、湿地や田畑、ため池などの昆虫や魚などが減り続けると、アオサギだっていつの日か、トキやコウノトリのように絶滅危惧種に指定され、崇められる日がこないとも限らない。過剰繁殖はヒト科ヒト属の方だろうと、不満を呟いている野生生物はアオサギ以外にも数多くいるはずだ。
(アオサギに関しては「アオサギを議論するページ」が全てを教えてくれる。。)