校外から飛来した分蜂群が、養蜂部員の見ている目の前で、待ち箱の中へ次々と入って行ったそうだ。
飼育しているミツバチの分蜂出奔はしばしば目にできるが、自然巣からの分蜂群が自分達が設置した待ち箱に入城する光景は、よほどタイミングが合わないと見ることができない。
それが見られた高校生達は幸せ者。きっとハラハラドキドキしながら見つめていたはずだ。
そして、ここを新しい住まいに選んだミツバチ達もまた幸せ者だ。
近くに造成中のビー・ガーデンは既に蜜源植物の植え付けは終えたようなので、今年の夏にはタップリと花蜜を提供してくれるはず。その上、なんといってもここでは高校生達の愛情を一身に受ける生活が約束されている。
+ + + + +
ちなみに、今日は「親子でハニー・ウォーク」の開催日。同校養蜂部の元祖三羽がらす(TN君は居なくて雌鳥の2羽だけだったかもしれない?)も参集して、幼稚園児などたくさんの参加者を集めて楽しい一日を過ごしたようだ。
最初に我家を訪れた時にはまだ新人だった現役部員のKS嬢も、今ではすっかりベテラン蜂ガールに成長し、富士見高校養蜂部の中核メンバーとして活躍している姿を見るのもまた嬉しいこと。
備考:
今回入居した待ち箱はアクリル板の観察窓付き。開発者の軽井沢TN氏は、待ち箱にアクリル窓を付けることには随分と迷いがあったようだ。でもこの春の捕獲実績から判断する限りでは、特にアクリル板観察窓が待ち箱としての性能を低下させる要因にはなっていないらしい。