2013/05/10

2013年分蜂_ NO.5

09:35 分蜂開始。TBH観察巣箱の一次分蜂。この群は4月初めの強風で巣箱が倒壊した群。乱雑巣などを作っていたので心配していたが、これで群としての機能は維持できていることが証明されたようで一安心。


09:47 蜂球は庭中央のカラマツの幹。全長8mのタモ網を立てかけて計測してみると地上高7.5〜8.0m間での蜂球形成。このカラマツも蜂球形成の定番場所なので以前は滑車付き誘導板を設置していた。でも、6mの2連梯子の上での滑車付き誘導板の設置作業も結構リスキーな作業なので一去年から取り止めている。

今回、この群の取込みはギブアップすることにした。その理由は:

①  タモ網での捕獲はミツバチを痛め過ぎるのでできれば避けたい手法。
② 蜂球が上下二つに分離し、両者が合体する動きがなかなか見えてこない。女王蜂がどちらの集団にいるのか判断できないので捕獲の成功率は一層低くなる。
③ 次回捕獲群は諏方神社御神木巣箱への入居を考えている。できれば産卵能力に長けた二次分蜂以降の若い女王蜂を住み着かせたい。

捕獲はしないにしても、どこへ、どういう形で新居を構えるのかを見極めようと、ベランダでコーヒーを飲みながら張り込みを続けることにする。

11:13  2つの蜂球の合体がほぼ終了。女王蜂は上部集団にいたようだ。蜂球は枝にぶら下がらないで幹に長く張りついている。これではタモ網での捕獲は難しい。

13:00 蜂球を解いて西の方角に移動開始。蜂球形成をスタートしてから3時間、上下の蜂球が合体してから約2時間後の旅立ちとなった。
後を追っかけようと双眼鏡を取りに部屋へ帰っている間に見失ってしまったのは無念!