2013/07/06

甲陵高校ニホンミツバチ講演会

講師は佐々木正巳玉川大学名誉教授。佐々木先生の講演は1月の玉川大学ミツバチ科学研究会以来だが、豊富な画像や動画を駆使されての講演はいつも刺激的だ。

今回の講演では、先生自身の研究成果だけでなく、モネとピカソの絵を見分けるミツバチの高度な視覚・知覚能力に関する研究成果など、世界のミツバチ研究の最前線にも触れ、一般公開の講演会としてはかなりハイブローなものだった。

主催は北杜市立甲陵高校。同校が平成24年度にスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定され、そのSSH活動の一環として“ニホンミツバチ”関連の研究をスタートしようとしているらしい。佐々木先生もその辺りの事情を考慮して講演テーマをピックアップされたのだろう。

650名収容の素晴らしいミューズホール(講堂)に空席が目立ったのがもったいないような中味の濃い講演会だった。

(右上イラストは、ScienceLineから借用したものです。)