山野を歩いていて、若株を見かけることは時折あっても蕾を付けた株が見つかるのは滅多にない。ましてや花を開いている姿に出会うのは本当に稀有なこと。今日はそんな“ラッキー”に出会った。
森林の伐採や園芸用に盗掘されてすっかり数が減ったと言われるヤマシャクヤク(山芍薬)。いまでは環境省のレッドデーターブックでは準絶滅危惧 (山梨県では危急種 )。
まだ豊かな自然環境が残されている八ヶ岳山麓でも、ヤマシャクヤクが自生している所はそう多くないはず。大事に見守っていきたい貴重な園地だ。
天気予報では明日は雨。山芍薬の花は2〜3日で散ってしまうらしいので、明後日にもう一度様子を見に来てみよう。
花言葉:“恥じらい”、“はにかみ”。