2014/11/03

みずがき湖のオシドリ


何度か足を運んでいるがここ数日は清里湖にオシドリの姿を見かけない。であればと、今日は清里湖から東へ6キロほど離れた塩川ダムのみずがき湖まで足を延ばしてみた。

標高900〜1000m帯のみずがき湖周辺の山肌はいま紅葉の真っ盛り。やや西に傾き始めた午後の日射しが湖岸の黄葉を水面に映し、湖面が黄金色に光っている。そしてその光の中にオシドリの姿があった。

フィールドスコープでのぞいて見ると200メートルほど離れた対岸の岸辺にも50〜60羽ほどのオシドリが見える。雌雄が気ままに混在している様子だが間もなく番(つがい)を組む時期になるはずだ。
鴛鴦の契(えんおうのちぎり)は結婚式祝辞の定番だったが、毎年ペアを組み変えるオシドリの習性が最近では随分と知れ渡ってしまい、「オシドリ夫婦のように . . . 」という挨拶はひんしゅくをを買うことにもなりかねずすっかり敬遠されるようになってしまった。