2014/11/07

干物日和

日中の強い陽射し、梢を揺らす程度の乾いた冷たい風、でも氷点下になるほどの冷え込みではない。そんな絶好の日和に誘われて、ここ数日は干物作りに精をだした。

干し柿:
材料はお気に入りの甲州丸。よってけしで50個(6.8kg)で1000円。熟し具合などベストコンディション。今年は試験的に甲州百匁柿も少々加えてみた。手引書はいつもどおり稲村半四郎著「むらに生きる先人の知恵」。

サンマのみりん干し & 鶏胸肉ジャーキー:
NHKテレビテキスト 乾物・乾物術」のレシピを参考に初めてのトライ。結構良い感じに仕上がった。



乾燥野菜 & 柿皮:
根菜の残り葉で乾燥野菜少々と漬物用乾燥柿皮。

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竹虎の竹ざるに加え、乾物製造ラインにこの秋新に導入したのが築地の料理道具店常陸屋オリジナルの干しかご。大きな開口部やスムーズに動くファスナーなどは評判どおり使い勝手が良い。
それにもまして気に入っているのが麻色風な落ち着いた色合い。これまでの濃いブルーの乾燥ネットと違い自然の中でも違和感を感じさせない。