2016/04/24

巣箱の煮沸消毒

分蜂群の捕獲に備えて、昨シーズン使った巣箱の消毒をした。つい最近手に入れた大羽釜の初めての出番。

「煮沸消毒」は . . .
  • 100度で10~15分以上加熱すればほとんどの病原微生物を殺菌できる。
  • カビの菌体は死ぬが胞子が生き残ってまたカビが再発生することがある。
 . . . のだそうだ。

殺菌効果をより高めるために水酸化ナトリウム(=苛性ソーダ)溶液での煮沸を推奨している海外文献もあるが、扱いようによっては劇物にもなる化学品を使用することには抵抗感がある。

煮沸消毒の目的は、巣箱を介して伝染する病原菌やウィルス、あるいはスムシの卵などを死滅させることだが、巣箱感染の多くは、巣箱に付着した蜜蝋やハチミツが媒体になるらしい。煮沸後は、スクレイパーや金属ブラシで落としきれなかった蜜蝋やスムシの巣クズが湯面に浮かび上がって来ることをみても、普通の真水煮沸消毒でもそれなりの効果があるだろう。

軽井沢TN式巣箱
本来待ち箱として開発されたものなので全体がコンパクト。高さ33cmの本体(=蜂部屋)も肩までドップリと浸かる。八角形の隅々に付着した蜜蝋もきれいに取り除かれる。


日本蜜蜂用縦型巣箱(熊谷養蜂製)
外寸は42(D) x 33(W) x 28(H)と日本ミツバチ用巣箱としては標準的な大きさ。
巣枠やトップバーを装着したままでも煮沸できるので作業はおおいにはかどる。

伝統的縦型巣箱:
古くから日本ミツバチに使われてきたシンプルな箱型巣箱。さすがに60cmの高さは一回では納まりきれず上下を入れ替えて2回の煮沸作業となった。
この”上下反転”法ならLA巣箱にも対応できそうだ。