2017/10/17

ポストCCDのミツバチたち


米国に端を発したミツバチの失踪事件、"地球上からミツバチが消えるのでは"と騒がれた蜂群崩壊症候群(CCD)が起きてから丸10年、今ではマスコミもすっかり報道しなくなってしまった。

あのCCD騒動はなんだったのか?CCDは社会に何をもたらしたのか?その後ミツバチ界はどう変わったのか?. . . 「ポストCCDのミツバチたち」という演題でK大東京OB会の例会で話した。

さすがK大OB会とあって集まった皆さんも多種多才、ミツバチ関連ビジネスに関わりを持っている方が多かったのも意外だった。南米駐在時代にお世話になった恩返しにとブラジル産プロポリス製品を日本でプロモートされている方、養蜂家向けに女王蜂を育成している会社の会長さん、ITを活用したミツバチ巣箱の保守管理システムを開発されたAI(人口知能)業界のアントレプレナー、. . . 。

"ミツバチと生物多様性" 、"大都市養蜂の流行" 、"在来種ミツバチの復権"など、ビジネスとはかけ離れたとりとめのない話にもかかわらず熱心に耳を傾けていただき、講演後の昼食を摂りながらの会話も活発で実に楽しい会合だった。