2022/06/29

ジョウビタキの雛

庭のミヤマザクラの幹に架けた巣箱でジョウビタキの雛が順調に育っている。巣箱は、軽井沢のT氏がミツバチ巣箱の製作の合間に作ってくれたもの。もともとカラ類仕様の巣箱だったが、前面の板3分の2をカットしジョウビタキやキビタキ用に(運が良ければオオルリも)と改築したものだ。

数年前にキビタキが営巣したがジョウビタキは今回が初めて。確認できるヒナの数は5羽。近くで親鳥の声がすると”次は自分の番だよ!”と言わんばかりに精一杯口を開いてアピールしている。毛色や活発な動きから察すると一両日中には巣立ちしそうな雰囲気だ。

ジョウビタキはシベリヤやモンゴル・中国北部などで繁殖し、日本へは冬鳥として渡ってくると言われている。が、ここ数年、日本各地での営巣が次々と確認され、日本での繁殖もそう珍しいことではなくなりつつあるようだ。我が家の庭でもジョウビタキは一年中見かけるようになった。