2014/05/20

ヤマシャクヤク (山芍薬)


山野を歩いていて、若株を見かけることは時折あっても蕾を付けた株が見つかるのは滅多にない。ましてや花を開いている姿に出会うのは本当に稀有なこと。今日はそんな“ラッキー”に出会った。

森林の伐採や園芸用に盗掘されてすっかり数が減ったと言われるヤマシャクヤク(山芍薬)。いまでは環境省のレッドデーターブックでは準絶滅危惧 (山梨県では危急種 )。

まだ豊かな自然環境が残されている八ヶ岳山麓でも、ヤマシャクヤクが自生している所はそう多くないはず。大事に見守っていきたい貴重な園地だ。

天気予報では明日は雨。山芍薬の花は2〜3日で散ってしまうらしいので、明後日にもう一度様子を見に来てみよう。

花言葉:“恥じらい”、“はにかみ”。

2014/05/18

蜜源植物 アイヅシモツケ

五分咲きまでに開いたアイヅシモツケが今我家の庭の主要蜜源植物。昨日から盛んにミツバチが訪れ、大きな花粉団子を両手(両足?)一杯に抱えて飛び回っている。

蛇足:
山梨県の釜無川周辺に多く自生するのでカマナシシモツケの別名もあるそうだ。

2014/05/17

中央道の桐の花


中央道を走ると高尾JCT〜勝沼PAの区間で紫色の花が次々と目につく。桐の花か、山藤の花。相模湖〜大月間では特に桐の花が多いような気がする。

稲畑汀子は中央道を走っていてこの句を読んだのかも知れない。

桐の花時速百キロ高速路
運転の目に残像の桐の花
(稲畑汀子 ホトトギス)

2014/05/13

探索蜂?

建物のログの隙間や、薪小屋の丸太の穴をチェックしながら飛び回るミツバチの姿を頻繁に見かけるようになった。でも、庭の巣箱で分蜂の予兆を示す群が出てこない。

もう少し様子を見て分蜂熱が高まってこないようなら王台をチェックして見よう。

今日の野草畑

一週間ほど前に咲き始めたフデリンドウ。庭のあちこちにパラパラと一株づつ芽を出してくる。移植して一箇所にまとめようとしてもうまくいかない、と野草に詳しい人から以前聞いた記憶がある。
ホタルカズラの最初の一輪が見事な瑠璃色で今日開花した。庭に数株しかないわが家の希少保護種。

2014/05/11

ヤマウド

ヤマウドが発芽。植え付けてから3年目になるがまだ食べるほどの太さまでには育っていない。

超豪華弁当

毎年分蜂見物に見える九州在住のIZ氏夫妻、年に一度、学生時代の旧友に会えるのは楽しいことだが、それ以上(?)の楽しみが毎回夫人が持参して来てくれる手作りの超豪華弁当。

今年のメニューは、長野名物ソバいなり、新潟栃尾の油揚げの味噌詰め、山形特産玉コンニャクの煮つけ、地鶏(薩摩地鶏?)揚げの甘酢あんかけ、群馬県妻恋高原野菜で作ったサラダと漬物、浅間高原産のコゴミ、ウド、コシアブラなどの山菜テンプラや和え物、. . . などなど、地方伝統料理のグルメセット。赤飯おにぎりは、山梨名物甘納豆赤飯も考えたが主食には普通のお赤飯の方が良かろうということになったのだそうだ。
IZ氏の現役時代は佐久市にある工場長勤務の時代が長かったので、夫人はその時に信越地方の数々の地方料理をマスターしたらしい。

終日天気晴朗で風もなく、気温は暑からず寒からずで快適な一日。というのに我が家のミツバチ達の分蜂ショーは今年もなく、またまた豪華弁当のただ食いという結果に終わったが、そこはミツバチ様の思し召しなので致し方ない。

2014/05/10

若神子城址のヒトクチタケ


須玉町ふれあい公園(若神子城址)の赤松の幹に群生しているヒトクチタケ、栗饅頭そっくりの姿はほほえましくもあるが、喜ばしい光景ではない。
ヒトクチタケは枯れた赤松の幹に生えてくる特殊なキノコ。若神子城址公園でも立ち枯れた赤松の高木がかなり目立ち、赤松は間もなく絶滅しそうな気配でもある。園内には新宿御苑で有名なタギョウショウ(多行松)という園芸品種の赤松も植えられているのだが . . . 。

2014/05/09

蜜源植物_コナシ(ズミ)

標高約700mに位置する北杜市役所高根総合支所の庭のコナシ(=ズミ)がビッシリと花を付けていた。職員の話では2〜3日前に満開になったらしい。

無数の羽虫に混じってミツバチの姿もチラホラ。セイヨウミツバチのようだ。都会でも田舎でも目にするミツバチは圧倒的にセイヨウミツバチが多いように感じるのだが?

2014/05/08

森のオペラグラス


花と見紛うようなホソエカエデの芽鱗(がりん)。オペラグラスのように見えてなんとなくユーモラス。

2014/05/07

ネコノメソウ

涸れ沢の橋の下で咲いていたハナネコノメ。山荘から500mも離れていない近場なのにこれまでまったく気がつかなかった。形や色合いがなんとも可愛い米粒のような小さな花。


こちらは3kmほど離れた場所の渓流沿いで毎年咲くコガネネコノメソウ。紙風船のような花の形が楽しい。

2014/05/06

水汲み蜂

遠くの蜂友から分蜂のニュースがチラホラと入ってくるようになったが、我家のミツバチはまだそんな素振りを見せない。活発なのは春の水汲みバチだけ。

2014/05/05

サクラスミレ

庭のサクラスミレが開花。例年に比べて花がやや小ぶりの気がしないでもない。


例年サクラスミレより1〜2日先行して開花するクサボケ。今年はサクラスミレに遅れをとっての開花になりそうだ。

2014/05/04

蜜源植物_フジザクラ

小海線甲斐大泉駅の近くの満開のフジザクラ(=マメザクラ)で、ミツバチがセッセと花蜜を集めていた。ニホンミツバチのようだった。

2014/05/03

ウスバサイシン

八ヶ岳南麓の渓谷で目にしたウスバサイシン。開花具合、色合いともに最高の見頃。

2014/05/02

バッコヤナギ(?)


渓谷沿いの崖上を歩いていて目に入った鮮やかな黄色い花。河床からゆうに20mを越す高木の先端にビッシリと花をつけている。鮮やかな黄色が最初はイタヤカエデかと思ったが、超望遠(50X)で撮影してみるとヤナギの花だった。レンズ越しには柳絮の舞も確認できる。

図鑑には、雌雄異株のバッコヤナギは雄株が黄色い葯の目立つ花穂をつける、と書かれている。

ヤマエンゴサク


八ヶ岳南麓標高1300メートル付近の渓谷沿いの河岸でヤマエンゴサクが満開。オレンジからブルーまで様々な色合いの花株が楽しめる。

大輪のイチリンソウ

須玉川沿いの雑木林の林内を歩いていて偶然見つけたイチリンソウの群落。山渓ハンディ図鑑「野に咲く花」では、イチリンソウの“花の直径は3〜4センチ”とあるが6〜7cmもある見事な大輪の花だった。

2014/04/23

藤棚にミツバチ

4年前に造設した庭の藤棚でフジの花が満開。この時期、分蜂準備作業のため八ヶ岳での生活が多く満開の光景を見るのは今年が初めてだ。

一昨日から盛んにミツバチ(とクマバチ)が訪れてくる。セイヨウミツバチだけでニホンミツバチらしい姿は見当たらない。
周辺の農家でポリネーターとして飼われているミツバチがハウスから逃げ出したものだろうか?

2014/04/15

行者にんにく

落葉をかいたらずいぶん多くの行者ニンニクの株が芽を出していた。昨年軽井沢のT氏から苗をもらって植えつけたもの。行者ニンニクだけでテンプラにしても美味しいが、自分は刻んで野菜かき揚げに混ぜるのが一番気に入っている。

2014/04/14

啓蟄

蜂飼い人にとっての「啓蟄」はミツバチが巣門を頻繁に出入するようになった日、そして「春分」は巣箱に花粉ドンドン運び込む働きバチの姿が見られるようになった日。

今日は春分宣言をしてもいいような光景が見られた。

2014/04/04

野川の夜桜見物


恒例の野川の夜桜見物。榎木橋〜細田橋の間の約800メートルの両岸の桜並木を、電源車5台(総容量500キロワット)、約210台の大型ライトを設置してのライトアップは見事なもの。映画照明で有名な地元アーク・システムズ社の好意で毎年催されすっかり調布の名物行事になった感がある。

2014/03/31

映画「みつばちの大地」


ミツバチはなぜ消えたのか? . . . . . 最近やや下火になった感のある蜂群崩壊症候群(CCD)の話題だが、「More Than Honey」が再び盛り上がるかもしれない。

5月31日から岩波ホールでロードショウが始まる「More Than Honey (邦題「みつばちの大地」)」は、世界各地の養蜂現場を取材しCCDを通して自然と人間の持続可能な関係を探ろうとするドキュメンタリー映画。英語版や独語版のDVDはこれまでもアマゾン経由で入手できたが、今回の日本での劇場上映版には中村純教授(玉川大学ミツバチ科学研究センター)監修の日本語ナレーションが加わる。

巣箱に模した暗室スタジオで撮影されたミツバチコロニーの組織活動、ミニヘリコプターを使って成功した女王蜂の空中交尾の実録動画、 . . . などなど、鮮明なミクロ映像でミツバチの不思議を劇場の大型スクリーンで見ることができると思うと今から楽しみだ。

同時に興味を引くのが ポスターのキャッチフレーズ(と映画のナレーション)に出てくる"問題の"アインシュタイン発言。「言った言わない」で世界のホビー養蜂家の間に炎上した論争は否定派優勢でほぼ決着がついたと思っていたが 、どっこいアインシュタイン派はまだ健在だった。


注記:
(1) “アインシュタイン発言”に関してはQuote investigatorが詳しい。
(2) 写真はMore Than Honeyを宣伝広告[Disclose]から拝借したもの。

2014/03/22

大雪と枯れ羊歯

2月8日、14日と、2回に渡って記録的な大雪を記録したこの冬の八ヶ岳南麓。すっかり足が遠のいていたが、そろそろ雪も消えたろうと3月12日に様子を見に行った。
予想に反して標高1200m以上にある山荘周辺はまだ深い雪のなか、駐車場に車を入れることができないだけでなく、雪かきをしないと玄関にも入れないという状態だった。

そして10日後の今日到着したシンガポール。空港から市内に入る道路沿いの緑のトンネルは空が透けて見えるほどに葉を落とし、着生したシダはカラカラに干からびている。1月初めに少しばかりの降雨があってからほぼ2か月近く雨のない日が続いているらしい。

日本気象協会の[tenki.jp]によると、玄関ドアを塞いだ山梨の雪と、枯れたシンガポールの羊歯には相関関係があるそうだ。

2014/03/18

ニホンミツバチを探して

ハリウッド桜で見たニホン(?)ミツバチに触発され、場所を変えての日本蜜蜂ビー・ウォッチング。ミツバチは2箇所で確認できたが残念ながらどちらもセイヨウだった。

武蔵野の森公園にあるカワヅザクラ(河津桜)。高さ3メートルくらいのまだ小振りの木だが、かなり多くのセイヨウミツバチが群れていた。
今日の東京は春一番を記録。突風がくると飛ばされないように必死に雄しべにしがみついている姿がなんともけなげだ。

調布飛行場近くの小さな野菜畑で数匹の蜜蜂が菜の花の中で飛び回っているのを確認。河津桜群に比べるとやや体色が黒いがこちらもセイヨウミツバチのようだ。

2014/03/17

ハリウッド桜にニホン(?)ミツバチ


ハリウッド桜にミツバチが群れていたよ」. . . 昨晩入った情報を確認しようとさっそく現場へ出向いた。

報告で聞いたような、"樹の下を通るとワンワン音が聞こえる"ほどではないが、確かに満開の花の周りを蜂が飛び回っている。絶え間なく吹く風で枝先が揺れなかなかシャッターチャンスが掴めなかったが、なんとか写した十数枚の写真から判断するとニホンミツバチのようにも見えるが(?)

セイヨウミツバチなら神代植物公園のバラ園などでも見かけるが、ニホンミツバチとなると近所では滅多に見つからない。もし、これがニホンミツバチであれば近くに自然巣か飼育巣箱があるはずだ。半径500メートルほどの範囲の雑木林、神社林、公園、あるいは、ミツバチを飼育していそうな家の庭先をのぞいてくまなく歩き回ってみた。

ミツバチを見つけることはできなかったが、こんなに美しく武蔵野の面影を残している屋敷林や家屋が近所に何軒もあることを知った。こちらの方向にはこれまであまり足を向けなかったが、今後は散歩コースの一つとして付け加えることにする。ニホンミツバチの自然巣、飼育巣箱の探索も引き続き進めるつもりだ。

2014/03/14

八ヶ岳南麓にも春の兆しが

記録的な大雪で足が遠のいていた八ヶ岳へ様子を見に来た。標高の高い場所に位置する山荘周辺にはまだかなりの残雪だったが、そんな中でも春の兆しがそこここにあった。

溜池の土手ではネコヤナギが芽吹き、. . .


清里湖の氷は大門川が流れ込んでいる辺りから解け始め、. . . 

沼地のザゼンソウは雪の中から穂花を出し一杯の花粉を落としていた。

2014/03/09

調布映画祭

7-8-9日は恒例の調布映画祭、3日間で洋画四本をはしご鑑賞した。主演、助演を問わず、今回は特に女優陣の印象が強く残る作品が多かった。

「ひまわり」(伊 1970年)
マーシャ役のリュドミラ・サベーリエワ。ソフィア・ローレンの「動」と対照的な「静かな演技」が印象的。
「レ・ミゼラブル」(英 2012年)
アカデミー賞助演女優賞を受賞したアン・ハサウェイに負けず劣らずの熱演だったエポニーヌ役のサマンサ・バークス。
「ある愛の風景」(デンマーク 2004年)
戦地体験で壊れた夫を支える妻サラを演じたコニー・ニールセン。いかにも北欧映画的な"重い"ストーリーに似合っていた。
「8月の鯨」(米 1987年)
ドキュメンタリー映画を見ているようなリリアン・ギッシュとベティ・デイビスの自然体の演技。この映画が公開された2年後にベティ・デイビスが、5年後にはリリアン・ギッシュが他界。若き日の二人の写真と見比べると時の流れを感じる。

2014/02/28

カワセミ異変

二週間ぶりに野川の河岸を歩いてみたら、いつもカワセミが止まっていた桑の木がすっかり伐採されていた。

付近を探すとカワセミは岩の上に。このポジションから魚を捕まえるのはかなり難儀そうだ。

様子が変わって戸惑っているのはカワセミだけではなかった。魚道をつくり、小枝を立てて新しい撮影ポイントを準備したカメラマンも。
でもこの止り木、カメラマンには好都合だがカワセミが気に入りそうにはとても見えないのだが?

セツブンソウ

14日の大雪が解けた大地にはセツブンソウが満開。(野川公園にて)

2014/02/25

フキノトウ

庭の片隅に10個ほどの蕗の薹が芽を出してきた。東京の春はやはり早い。