2010/09/28

ミツバチは意外と大雑把?

TBH観察巣箱群の観察メモ 2/2:

井上丹治著「新しい蜜蜂の飼い方」には、巣房の構造を . . .
“両側につくられている巣房は水平のようにみえるが、巣脾の上半はだいたい3〜4°上方に向かい、薄い花蜜がこぼれないようにつくられている。”
 . . . と書かれている。(左埋込み写真は同書p23のイラストを拝借したもの。)

ところが、TBH巣箱群の巣房を観察すると、実際には入口が下方に向いた巣房もかなり多い。この上方傾斜説は、“通常は” の枕詞付きで理解すべきで、“全ての巣房”がそうだと信じていたのは誤りだったようだ。

同時に、井上丹治氏は同書で「巣房の形はだいたい正六角形を呈しているが、精密に測定すると3〜5°の誤差がある」とも記している。

ミツバチの巣はかなり精緻に作られるもの、と考えていたが意外と大雑把な面もあるようだ。