一年振りにのぞいたシンガポール高島屋SCの紀伊國屋書店、ミツバチ関係の本が随分と増えているのに驚かされた。一年前は4〜5種類だけだったはずなのに、今回はザッと数えただけでも22種類。お隣のマレーシアと違い養蜂が全く行われていない国で何故?
今回購入したのは以下の三冊。
Bees in The City:
かっては「山村の農家の庭先」だった養蜂フィールドが、ここ数年、パリ、ロンドン、ワシントン、銀座など、大都市の中心街に移ってきている。著者はそれを"Urban Beekeeping Revolution"(都市型養蜂革命)と呼ぶ。
そんな都市型養蜂にまつわる諸々について体系的にまとめた(自分の知るかぎりでは)初めての本。
The Bee Keeper's Field Guide:
ミツバチの ”いつもと違う行動” から、→原因の推測、→対応策の検討、と進むトラブル・シューティング・ガイドは具体的で実践的。
養蜂場に携帯して使用できるフィールドガイドブック。
Plants and Planting Plans for a Bee Garden:
ホビー養蜂家の活動が"Beekeeping"から"Bee-friendly gardening"へと広がる傾向の中で、今後この種の本の出版は増えるはずだ。
自分の養蜂場の場所や植生環境で、植栽する草木のリデザインは必要だが、コンセプトと基本手法は参考になりそうだ。