このネットは今年新たに導入したもの。キジバトがフィーダーを独占して他の小鳥を寄せつけない。その上、図体の大きなキジバトに好き放題に食べさせていたのではこちらの食費負担も馬鹿にならない。という訳で、キジバトとの何度かの攻防を経て今のネット形状とサイズに到達したものだ。
とは言え、昨年の冬はほとんど姿を見せなかったシメやイカルが帰ってきたとあれば、ネットを付けたままというわけにはいかない。ネットを外すと、早速シメが来るようになった。そしてその中の一羽が窓ガラスにぶつかり脳震盪を起こしてベランダの石畳に落下。どうしてか、これまでも窓激突事故を起こすのは圧倒的にシメが多い。
「猪突猛進」という表現が使えるかどうかは分からないが、シメの飛び方にはなにか無鉄砲さを感じる。絶対安静で寝かせておいたら、いつもどおり30分ほどで目を覚まし、照れくさそうな顔をしながら飛んで行った。