今回の東京帰省で入手したデミジョンに仕込中のヤマブドウ果汁を移し替えた。そしてトラップ(別名エアーロック、または醗酵栓)を装着した。
ノルマンディーのワイン師匠によると . . .
- デミジョンと呼ばれる専用の瓶に移してゆっくり醗酵させます。底に沈殿した澱を残して移し替えを2回ほどすることで雑味がなくなります。
- この時、外気の雑菌を遮断しながら、醗酵で生じる炭酸ガスを逃すことができるトラップが必要になります。
- 今ではプラスチック製が一般的ですが、ガラス製のものが手に入ればそちらの方がいいでしょう。炭酸ガスがトラップを抜け出す時に、微かに「ポッ!」という音が聞こえますが、ガラス製のトラップの方がその音がきれいに響くからです。
ガラス製はまだ入手できていないので今日のとところはとりあえずアウベルクラフトで購入したプラスチック製トラップを取り付けた。
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S字管の中を気泡がゆっくり通過する姿を眺めているとなんとなく心が和む。確かに、この時「ポッ!」ときれいな音が響けば満足感は一層高まるに違いない。
海外のネットショップには、色々な形のガラス製トラップが販売されているようなので、来秋のワインシーズンまでにはなんとかガラス製を準備したい。