2012/03/13

オオタカとカラス

諏訪湖のオオワシに遭遇できなかったので、せめてオオタカの姿でも見ようと近くの公園へ。隣接する大学敷地の森に、留鳥として周年生息するオオタカの姿がこの公園からしばしば目撃されている。

オオタカは今が求愛〜造巣期。波状・旋回・上昇急降下などの求愛飛行を繰り返す。営巣木はほとんどの場合が、松・杉・檜などの針葉樹と言われている。

であれば、そんな樹木の上を眺めていれば、オオタカの求愛飛行の姿が見られるのでは、と期待して行ったが望みはかなわなかった。時折、高木の梢に止まっている大型の鳥影が視界に入るがカメラで望遠撮影し、ズームをかけて拡大してみるがほとんどがカラス。

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公園には、一時話題になった東京都の「カラス緊急捕獲モデル事業で設置された箱罠がいまでも置かれている。でも、中にいるカラスはいつ見ても7〜8羽で数が増える様子は一向にない。オトリのカラスだけで新しく捕獲されたものではないのだろう。

箱罠の屋根で羽を休めるカラス、金網越しに中のカラスとおしゃべりをするカラス、近くの地上で巣材の枯れ枝を集めるカラス、と、石原都知事肝いりの箱罠もカラスに軍配が上がった様子がアリアリだ。