2012/11/05

ヨシとススキの収穫


ヨシやススキの刈取り適期は、“雪が降り始める前、草が生(ナマ)過ぎず枯れ過ぎずの状態”なのだそうだ。であれば今がそのタイミングと今日はその収穫作業。これでミツバチ巣箱の防寒こも巻き用の稲藁に加えて、冬の防風ヨシズ、夏の日よけスダレ、アート巣箱の茅葺屋根などの製作に必要な材料が確保できた。

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人間は考える葦である」はよく知られたフレーズだが、他にもヨシにまつわる格言や言い回しが数多くあることを知った。例えば、. . .
  • 「葦の髄から天井をのぞく」=視野が狭くては真実を理解できない。(ススキと違いヨシの茎には確かに小さな空洞=髄がある。)
  • 「葦巣(いそう)の悔い」= 水辺の葦に作った鳥の巣のようにいつも風や水の危険にさらされている不安定な生活。
  • 「すべての風になびくヨシ」= 周りの様子でコロコロと態度を変える節操のなさ。(フランス)
  • 「ヨシによりかかる」= あてにならないものに頼ってはいけない。(イギリス)
  • 「嵐がくればオークは倒れるが、ヨシは立っている」=硬いだけでは駄目。 時には柔軟に。(ヨーロッパ)
  • . . . 
    巣箱のこも巻きを思い立ったおかげで、「葦」にまつわる雑学を随分と学んだ。そして人間と葦のつき合いは思っていた以上に深くて長いことを改めて知った。

    蛇足:
    ヨシまたはアシ(学名: Phragmites australis)は、イネ科ヨシ属の多年草。漢字では葦、芦、蘆、葭。 
    「ヨシ」という和名は、「アシ」が「悪し」に通じるのを忌んで「良し」と言い替えられるようになった。