ウソを見た。今朝、ベランダの竹筒バードフィーダーにヒマワリの種を食べにきていた。
以前、早春に庭のマメザクラの蕾を食べに来ている姿は何度か見たことはある。渡りの途中に立ち寄ったのだろう、と考えていた。
図鑑では「北海道、本州の亜高山地帯で繁殖し、冬は平地にもくる 」とある。渡り鳥ではなく亜高山地帯と平地を移動する道すがらここに立ち寄っていたようだ。この時期ウソの姿を見るのは初めて。この近くでも繁殖しているのだろうか?
この春、吉野山の桜見物に行ったおり、地元の人が “去年はウソが桜の蕾をほとんど食べてしまい花が少なくて困った”と話していたのを思い出す。かってウソは、果樹園のサクラやウメの蕾を適当に間引いてくれる益鳥と言われ大切にされていたとのことだ。ところが近年では蕾みの食べ過ぎで害鳥呼ばわりされることもあるらしい。今日のウソの姿はこの話となにか関係があるのだろうか。頬の紅色がえも言えず美しい鳥。