2014/06/10

2014 分蜂速報 No.1


10:40
巣門からミツバチが溢れ出てきた。待望の分蜂。こちらが確認できた範囲では今季初めての飼育群からの分蜂。例年に比べて約一ヶ月以上遅い分蜂第1号。
10:55
庭の上空を3〜4分間旋回飛行し、その後蜂雲は庭の中央にあるカラマツの周辺に集まり始めた。蜂球を形成したのは地上高8.0mのカラマツ太枝の付け根。

11:21
蜂球の形はほぼまとまり、偵察蜂群による新居の最終選択の作業に入ったようだ。

以前なら即二連梯子を立てかけ、安全ベルトを腰につけて、新居への移動飛翔に入る前に捕獲作業に入るのだが今日は静観することにした。最近は高所での作業が少々億劫になってきたこともその理由の一つだが、ミツバチが自分達で居を選ぶ場合、どんな所を選ぶのかを見定めたいめたい気もする。

14:00
蜂球を形成(11:05)してから既に3時間近く経つというのにカラマツ高木の蜂球はそのまま。

ただ建物北側の薪小屋に待ち箱として設置してある空き箱に30分ほど前からミツバチの姿が増えてきた。訪れるミツバチの数が今後も増えてくるようであればこの空き箱が新居になる可能性は大。

(追記:2014/06/12)
一昨日、カラマツ高木に蜂球を作った分蜂群は結局建物北側の薪小屋待ち箱には入居せず、空高く舞い上がって北西方向の林の中へ消えて行った(14:42)。

というのに、待ち箱には今朝もまだミツバチの出入りが盛んだ(06/11 07:45)。そして今日(06/12)この待ち箱の周りで不可解な出来事が。 . . . (to be continued)

2014/06/04

山葡萄ワインの樽開き

旧友、友人夫妻を招いて去年秋に仕込んだ山葡萄ワインの樽開き。

今年の山葡萄ワイン・ヌーヴォーは本人もかなり納得する出来栄え。山葡萄特有のフルーティーな香りと酸味、澄んだワインカラーが期待以上に表現できたように思う。東京から遠路足を運んでくれたワイン通の皆さんからも、(お世辞半分以上としても)結構高い評価を受けて新米杜氏としては満足の一日だった。

番外編として試作中のミード(蜂蜜ワイン)も供したがこれはまだ評価以前の未完成品。しばらくは女王陛下のレシピを忠実に模倣しながら、日本人に好まれるミードの味を探索し、次回の樽開きパーティーでは山葡萄ワインと蜂蜜ワインの両方を評価してもらおうと思う。

2014/06/02

待ち箱設置は別荘地が狙い目?

急用で東京へ一時帰省しているところへ八ヶ岳からの緊急コール。「待ち箱にミツバチが入っている!」

電話の主は昨年のミツバチ講演会にみえ、それ以来ニホンミツバチ飼育の興味に俄然火が点いたAO氏。もっとも、登山、高山植物撮影では超ベテランのAO氏なので自然への興味と造詣はもともと深く、ミツバチも含め昆虫一般の知識も既に持ちあわせている。

話しを聞いてみると、AO氏宅はニホンミツバチ捕獲のチャンスにもおおいに恵まれた場所のようだ。「毎年6月頃になると自宅前の空き別荘周辺でハチらしい虫がワンワンと飛び交う」とのこと。話の内容から察するとミツバチが分蜂時に作る蜂雲のようだ。さっそくAO夫妻宅に出向いてみると、案の定、隣家の空家別荘の板壁壁面にミツバチの脱糞跡が無数にある。その痕跡の多さから察するとミツバチはかなり永年この別荘に住み着いているのは間違いなさそうだ。

ということで軽井沢のTN氏にも同行してもらいKT式多角待ち箱を一個進呈して設置したのが先月始めのこと。その待ち箱にさっそくミツバチの入居があったのだ。数日前には大泉駅の下にある別荘分譲地内の待ち箱でもニホンミツバチを一群捕獲した。八ヶ岳南麓のニホンミツバチは、意外と釜無川や川俣川渓谷から別荘地内へその居住区を移動しているのかもしれない。(注)

注記:
近年別荘地居住者に蜜蜂ホビイスとが急増していることもその一因だろう。飼育ミツバチの分蜂群が別荘地内の待ち箱に入居することはおおいにありそうだ。我家の飼育群が分蜂して近くの別荘建物に住みついた例は自分でも何度か経験している。

2014/06/01

“銀のスプーン”の季節

今日から6月。分蜂シーズンは、「干し草」から「銀のスプーン」の季節に入ったというのに、我家の飼育群は一向に分蜂の気配をみせない。

どの飼育群からの来訪かははっきりしないが、待ち箱として置いてある山荘敷地内の2ヵ所の空き箱には、偵察蜂(とおぼしき?)ミツバチが結構頻繁に出入りしている。でも飼育群の巣門はどの巣箱も至って平静なのだ。

このまま「アブの季節」を迎えるわけにもいかないので、今週予定している「山葡萄ワイン開き」を終えたら「採蜜→王台切除(=分蜂阻止)→巣箱入替え」を本気で検討しようと思う。

2014/05/31

風の中のマリア 2014春


今年初めてのオオスズメバチを捕獲。

キイロスズメバチでの「2014新酒仕込み」はゴールデンウィーク明けから進行していたが、さすがに「風の中のマリア」の迫力は圧倒的で、その面構えに比べるとキイロスズメバチなどは可愛いものだ。ボトルに一匹いれただけで危険な雰囲気がグッと高まり、スズメバチ酒らしくなる。

捕獲したのはバタフライ・トラップを改良して去年から導入したスズメバチ・生け捕りトラップ

使用感にはおおよそ満足しているが、難点はトラップに入ったオオスズメバチを長時間そのままにしておくと、トラップ天井部のネットを噛み切ってボロボロにしてしまうこと。上部を金網ネットで補強するなどの改善が必要のようだ。

2014/05/30

既に入居済み?


自然巣からの三番目の分蜂群捕獲が期待されている待ち箱。三日前には巣箱外側をトントンとつつくような典型的は偵察蜂の飛翔だったが(左写真 側面から撮影)、今日は盛んに巣箱内に出入りしている(右写真 正面から  “ )。巣箱内部の点検中?それとも既に入居済み?どちらにせよかなり期待が持てる。

山荘から少々距離のある場所に設置した待ち箱なので毎日観察に出向くことはできないが、数日後もう一度足を運べば入居済みか否かの最終判断ができそうだ。

2014/05/27

自然巣からの分蜂群捕獲第一号


例年なら今の時期までに各巣箱から2〜3回の分蜂が起きているはずなのに、どうしたことか今年は飼育群の分蜂がまったく不発。このままでは、里子希望の要請に応えられないばかりか、自分自身の越冬用蜂群数にも不足をきたしそうだ。

というわけで、この春は自然巣の分蜂群捕獲にこれまで以上に精を出すことにした。待ち受け巣箱の設置場所を7ヵ所に増やし、設置テリトリーも山荘敷地内やすぐ近所だけでなく、車で60分ほどのドライブ圏まで広げ、待ち箱の設置ポイントに関しては“北信の捕獲名人”TN氏に同行指導をお願いして自己流評価基準を修正した。

とはいえ、そんな活動を始めたのはゴールデンウィークに入ってからのこと。待ち箱設置作業のタイミングとしては遅きに失したのではと一抹の不安はあったが、なんとか今日捕獲一号を確認し安堵。偵察蜂の飛来状況から判断するとあと2〜3群の捕獲が期待できるのでシーズン終わりまでにはなんとか帳尻は合わせられそうだ。

今日の捕獲場所はTN氏が推奨したポイント。高木と灌木が繁茂した林縁、林床には湿気の高さをうかがわせる苔むした岩が多い。 自分一人の判断であればまず間違いなく「不適ポイント」と判定したはずだが、名人の目は正しかった。

深夜、山荘の庭に運び込んだ捕獲群はしばらく待ち箱に入れたままにして蜂児数を増やす。そして、タイミングを見計らって諏訪神社御神木巣箱に巣板ごと移す。KT式多角待ち箱からトップ・バー・ハイブへの引っ越す作業手順は昨年の経験でほぼ出来上がったのでスムーズにいくはずだ。

2014/05/26

カルトジアン・ピンクが開花


スイスアルプスの山奥から嫁いで来たカルトジアン・ピンクの最初の一輪が今日開花した。去年より約2週間遅い。

2014/05/25

フクロウの巣立ち 2014春

標高約1200mの地点に架けてある巣箱から今日2羽目のヒナが無事巣立ち、八ヶ岳自然倶楽部フクロウグループのこ今シーズンの観察活動が今日で終了。夜は担当者が集まり打上げの祝杯。

昨日巣立った(と思われる)長男(or 長女?)


今日巣立った次男(or 次女?)


そして、近くの梢でその二羽を見つめている母親。

2014/05/24

鹿二態

県営八ヶ岳牧場天女山分場の近くの渓流沿いに横たわっていた鹿。この春、八ヶ岳山麓ではこのような鹿の死骸の目撃情報が例年以上に多いらしい。記録的な大雪で餌が不足して餓死したのだろう、というのが有力な解説。
夕刻、山荘近くを車で走っていて見かけた鹿の親子。この時期、鹿の親子連れはそんなに珍しい光景ではないが、おぼつかない足取りでヨロヨロとやっと歩いている様子の幼い鹿を見るのは初めてだ。分娩直後の子鹿のようだった。

2014/05/23

柿渋塗装の補修



この冬、空家になったミツバチ巣箱の補修作業。自然にやさしいエコロジーさが柿渋採用の一番の理由だが、雨晒し、日晒しの場所に設置する巣箱なので塗装の劣化が激しく毎年塗り替えなければならない。
ミツバチも結構お気に入りのようで、作業をしているとすぐにやってきて、まだ乾いていない部分を盛んに舐めるようなしぐさをする。柿渋塗装はすっかり我家のミツバチ巣箱の標準塗装工法になった。

2014/05/20

ミソサザイとノウサギ

時折出会っても、なかなかシャッターチャンスを与えてくれない二種。今日はどちらもなんとかレンズの中に収めることができた。

渓流沿いを歩くとよく姿を見かけるミソサザイ。せわしなく飛び回り、なかなかレンズの視野に入ってくれない。
今日のショットは、渓谷の崖の上から河原で遊んでいるすがたを倍率50倍でズーム撮影。
山荘近くの道路沿いで草を啄んでいたノウサギ。いつものように草むらに逃げ込むこともなくジッとこちらの様子を伺っている。スリムな体型がいかにも野性的でピーターラビット風。

ヤマシャクヤク (山芍薬)


山野を歩いていて、若株を見かけることは時折あっても蕾を付けた株が見つかるのは滅多にない。ましてや花を開いている姿に出会うのは本当に稀有なこと。今日はそんな“ラッキー”に出会った。

森林の伐採や園芸用に盗掘されてすっかり数が減ったと言われるヤマシャクヤク(山芍薬)。いまでは環境省のレッドデーターブックでは準絶滅危惧 (山梨県では危急種 )。

まだ豊かな自然環境が残されている八ヶ岳山麓でも、ヤマシャクヤクが自生している所はそう多くないはず。大事に見守っていきたい貴重な園地だ。

天気予報では明日は雨。山芍薬の花は2〜3日で散ってしまうらしいので、明後日にもう一度様子を見に来てみよう。

花言葉:“恥じらい”、“はにかみ”。

2014/05/18

蜜源植物 アイヅシモツケ

五分咲きまでに開いたアイヅシモツケが今我家の庭の主要蜜源植物。昨日から盛んにミツバチが訪れ、大きな花粉団子を両手(両足?)一杯に抱えて飛び回っている。

蛇足:
山梨県の釜無川周辺に多く自生するのでカマナシシモツケの別名もあるそうだ。

2014/05/17

中央道の桐の花


中央道を走ると高尾JCT〜勝沼PAの区間で紫色の花が次々と目につく。桐の花か、山藤の花。相模湖〜大月間では特に桐の花が多いような気がする。

稲畑汀子は中央道を走っていてこの句を読んだのかも知れない。

桐の花時速百キロ高速路
運転の目に残像の桐の花
(稲畑汀子 ホトトギス)

2014/05/13

探索蜂?

建物のログの隙間や、薪小屋の丸太の穴をチェックしながら飛び回るミツバチの姿を頻繁に見かけるようになった。でも、庭の巣箱で分蜂の予兆を示す群が出てこない。

もう少し様子を見て分蜂熱が高まってこないようなら王台をチェックして見よう。

今日の野草畑

一週間ほど前に咲き始めたフデリンドウ。庭のあちこちにパラパラと一株づつ芽を出してくる。移植して一箇所にまとめようとしてもうまくいかない、と野草に詳しい人から以前聞いた記憶がある。
ホタルカズラの最初の一輪が見事な瑠璃色で今日開花した。庭に数株しかないわが家の希少保護種。

2014/05/11

ヤマウド

ヤマウドが発芽。植え付けてから3年目になるがまだ食べるほどの太さまでには育っていない。

超豪華弁当

毎年分蜂見物に見える九州在住のIZ氏夫妻、年に一度、学生時代の旧友に会えるのは楽しいことだが、それ以上(?)の楽しみが毎回夫人が持参して来てくれる手作りの超豪華弁当。

今年のメニューは、長野名物ソバいなり、新潟栃尾の油揚げの味噌詰め、山形特産玉コンニャクの煮つけ、地鶏(薩摩地鶏?)揚げの甘酢あんかけ、群馬県妻恋高原野菜で作ったサラダと漬物、浅間高原産のコゴミ、ウド、コシアブラなどの山菜テンプラや和え物、. . . などなど、地方伝統料理のグルメセット。赤飯おにぎりは、山梨名物甘納豆赤飯も考えたが主食には普通のお赤飯の方が良かろうということになったのだそうだ。
IZ氏の現役時代は佐久市にある工場長勤務の時代が長かったので、夫人はその時に信越地方の数々の地方料理をマスターしたらしい。

終日天気晴朗で風もなく、気温は暑からず寒からずで快適な一日。というのに我が家のミツバチ達の分蜂ショーは今年もなく、またまた豪華弁当のただ食いという結果に終わったが、そこはミツバチ様の思し召しなので致し方ない。

2014/05/10

若神子城址のヒトクチタケ


須玉町ふれあい公園(若神子城址)の赤松の幹に群生しているヒトクチタケ、栗饅頭そっくりの姿はほほえましくもあるが、喜ばしい光景ではない。
ヒトクチタケは枯れた赤松の幹に生えてくる特殊なキノコ。若神子城址公園でも立ち枯れた赤松の高木がかなり目立ち、赤松は間もなく絶滅しそうな気配でもある。園内には新宿御苑で有名なタギョウショウ(多行松)という園芸品種の赤松も植えられているのだが . . . 。

2014/05/09

蜜源植物_コナシ(ズミ)

標高約700mに位置する北杜市役所高根総合支所の庭のコナシ(=ズミ)がビッシリと花を付けていた。職員の話では2〜3日前に満開になったらしい。

無数の羽虫に混じってミツバチの姿もチラホラ。セイヨウミツバチのようだ。都会でも田舎でも目にするミツバチは圧倒的にセイヨウミツバチが多いように感じるのだが?

2014/05/08

森のオペラグラス


花と見紛うようなホソエカエデの芽鱗(がりん)。オペラグラスのように見えてなんとなくユーモラス。

2014/05/07

ネコノメソウ

涸れ沢の橋の下で咲いていたハナネコノメ。山荘から500mも離れていない近場なのにこれまでまったく気がつかなかった。形や色合いがなんとも可愛い米粒のような小さな花。


こちらは3kmほど離れた場所の渓流沿いで毎年咲くコガネネコノメソウ。紙風船のような花の形が楽しい。

2014/05/06

水汲み蜂

遠くの蜂友から分蜂のニュースがチラホラと入ってくるようになったが、我家のミツバチはまだそんな素振りを見せない。活発なのは春の水汲みバチだけ。

2014/05/05

サクラスミレ

庭のサクラスミレが開花。例年に比べて花がやや小ぶりの気がしないでもない。


例年サクラスミレより1〜2日先行して開花するクサボケ。今年はサクラスミレに遅れをとっての開花になりそうだ。

2014/05/04

蜜源植物_フジザクラ

小海線甲斐大泉駅の近くの満開のフジザクラ(=マメザクラ)で、ミツバチがセッセと花蜜を集めていた。ニホンミツバチのようだった。

2014/05/03

ウスバサイシン

八ヶ岳南麓の渓谷で目にしたウスバサイシン。開花具合、色合いともに最高の見頃。

2014/05/02

バッコヤナギ(?)


渓谷沿いの崖上を歩いていて目に入った鮮やかな黄色い花。河床からゆうに20mを越す高木の先端にビッシリと花をつけている。鮮やかな黄色が最初はイタヤカエデかと思ったが、超望遠(50X)で撮影してみるとヤナギの花だった。レンズ越しには柳絮の舞も確認できる。

図鑑には、雌雄異株のバッコヤナギは雄株が黄色い葯の目立つ花穂をつける、と書かれている。

ヤマエンゴサク


八ヶ岳南麓標高1300メートル付近の渓谷沿いの河岸でヤマエンゴサクが満開。オレンジからブルーまで様々な色合いの花株が楽しめる。

大輪のイチリンソウ

須玉川沿いの雑木林の林内を歩いていて偶然見つけたイチリンソウの群落。山渓ハンディ図鑑「野に咲く花」では、イチリンソウの“花の直径は3〜4センチ”とあるが6〜7cmもある見事な大輪の花だった。