2011/11/29

ショクダイオオコンニャク(燭台大蒟蒻)

神代植物公園のショクダイオオコンニャクが今年は花を開きそうだと聞き、今日早速様子を見に行った。

花序付属体がちょっぴり頭を出し、仏炎苞の先端が少し色づき始めている。去年開花したフラワーパークかごしまの記録写真から推測すると、後1週間もすると満開になりそうな気配だ。


インドネシヤのスマトラ島だけに自生する希少植物。7年に一度、それも2日間だけ咲くと言われる世界最大の花で別名 スマトラオオコンニャク。これまで日本で開花したのは7例しかないらしい。

花の形は、以前八ヶ岳ジャーナルで報じられた大泉町谷戸の岡野さん宅で数年前に咲いたコンニャクの花にそっくりのようだ。
(写真左のスマトラオオコンニャクの花はウィキペディア、右のコンニャクの花は八ヶ岳ジャーナルから借用)

無事開花すれば神代植物園ではもちろん初めての出来事。今回を逃すと次のチャンスは7年後になる。それも再び咲くだろうと仮定しての話だ。
ということで、今週末の八ヶ岳への移動は延期し、明日からは毎日神代植物公園 へ足を運び、オオコンニャクの開花を追っかけることにした。

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毎年、鮮やかな黄葉・紅葉になる園内のユリノキやモミジバフウの色づきが、今年はいまひとつ良くない。9月の台風15号の大雨や強風で傷つけられた上、11月の気温が平年より高く日照時間も少なかったせい、とその原因を解説する人もいる。