2011/12/02

セガンティーニ展


アルプスの画家 セガンティーニ - 光と山 - 」展へ。

アルプスの自然と、そこに暮らす人々を描き続けた画家ジョバンニ・セガンティーニ(Giovanni Segantini)。今回の展示作品の中で一番惹き付けられたのが「アルプスの真昼」(上写真左)。ポスターにも使用されているセガンティーニ代表作の一つだ。

澄み切った大気の中の光と色を求め、ベルニナ・アルプスを「もっと高く!」へとアトリエを移動したセガンティーニ。標高2731mの山小屋で、アルプス三部作 [ 生・自然・死] を制作中に、急性腹膜炎で41歳の若さで急逝した。

澄んだ大気、目映いばかりの太陽光、野草が咲き乱れる草原の色、くっきりと見える標高3000〜4000m級の山々の稜線、. . . 。「アルプスの真昼」に描かれた光景は、今年夏のスイスアルプス旅行の [Muottas Muraigl〜Alp Languard トレッキング]で見た風景とそっくりだ。(上写真右)
写真に写っている草原を右方向に岩山をしばらく登るとセガンティーニ・ヒュッテと呼ばれる山小屋(右地図赤印A)がある。セガんティーニは、この絵を、写真撮影をした場所の近くから描いた可能性はおおいにある。

午後の限られた時間でのトレッキングだったので、セガンティーニ・ヒュッテを経由するルート(青色)は避け、中腹を回る楽なコース(赤色)を選んだ。
「 . . . 光と山」展を見た今では、多少無理をしてもヒュッテ経由にしておけば良かったと後悔している。セガンティーニのイーゼルの脚跡が見つかったかも知れない 。