午後1時30分、巣門からハチミツが滴り落ちているのに気づいた。巣板が落下したのか、それともなにか巣箱内で異常事態がが起きているのか?
「日本ミツバチ」(農文協刊、日本在来種みつばちの会編)には次のような記述がある。
. . . (越冬クラスターの)表面部分の蜂が凍って次々とはがれ落ちたり、逆に、大騒ぎして異常な熱を発して、真冬にもかかわらず蜜といわず蜂といわず巣底に落ちてベタベタになって、全滅ということもある。. . .今日の外気温は気温 4.2度。凍死が起きるほどの寒さでもないだろう。巣箱の設置場所は建物北側の日陰。直射日光で巣箱が暖められて貯蜜が溶け出したとも考えられない。
唯一原因として考えられるのは薪割り。斧を振り下ろす時の振動が地面を伝わり、驚いた蜂が驚いて騒ぎ出し熱をだし、巣内温度が上昇してハチミツが溶け出した?薪割りの位置から巣箱までの距離は6m。巣板を落下させるほどの振動が地面を伝わるのだろうか?
巣箱前扉を開ければ様子が掴めるかも知れないが、この冷気の中でいたずらにミツバチを騒がせるのも、と開扉しないでそのままにしておいたら間もなく蜜の流れは止まった。
問題の解明は暖かい日に改めて行うことにする。