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伊那の産直市場グリーンファームへ。
前回来たのは一昨年の春。その時、「農産物の少ない1月〜2月には、骨董品売場のスペースが増える」と聞いていた。
確かに、古物が並べられた売場面積は前回の時よりずいぶん広い。そこに、近在の農家の納屋からかき集めてきたらしい古道具が所狭しと並べられている。
脈絡のない雑多な品揃えには、街中で開かれる骨董市とはまた一味違った楽しさがある。
でも、いざ掘出し物を見つけようとするとこれがなかなか難しい。足踏み脱穀機、糸車、動きそうにもない発動機、. . . 。買って帰っても、どこでどう利用すればいいのか、一向にアイデアが浮かんで来ないのだ。
ともあれ、念願だった“冬場のグリーンファーム” は体験できた。ちょっと気になったのは、前回あれだけ売られていたミツバチの巣箱が一つも見当たらなかったこと。売り切れてしまったのか、それとも売れないので出品を取り止めることになったのか?