養蜂ブームのイギリスに、ナチュラル養蜂家(Natural Beekeeper)と、ファッショナブル養蜂家(Fashionable Beekeeper)の、二つのグループが生まれつつあるように見える。
前者は、使用する用具はチープシックを旨とし、巣箱製作ではリサイクル材で、作業ウェアもごくシンプルなベールを使用するだけ。飼育管理においても、蜂のことは蜂にまかせ人間が手を出すのはできるだけ控えるのを良しとする。(写真右)
一方、ファッション派は、ミツバチ飼育を新しいクールなホビーと考える。庭のエクステリアとしても映えるデザインの巣箱、スタイリッシュな作業服。友人や隣人を招いて自家製ハチミツ料理でホームパーティーを開くのを好む。(写真左)
今のところ、日本のミツバチ飼育者の多くはナチュラル派に近い。でも、Urban beekeeper が増えるにしたがい、日本でもファッション派が増えて行くことは間違いなさそうだ。