2009/06/23

蜜蜂と甘納豆


分蜂気配が消えた山荘を離れ2ヶ月ぶりに東京へ。

たまたま通りかかった新宿駅西口地下街で行われていた古書市、以前から欲しいと思っていた寺田寅彦全集(岩波書店 新書版)全巻17册揃が目に止まった。価格も5000円とお買い得なので即購入。

夜、寝床でパラパラとページをめくっていると蜜蜂の文字が目に入った。
. . . 昭和九年八月三日の朝、「十日ほど前から晴天の日は約二千、曇天でも約五百匹くらいの蜜蜂が甘納豆製造工場に来襲して困る」と、駒込の甘納豆製造業渡部忠吾氏が巣鴨警察署衛生係へ訴えた。. . . との記述。(第九巻 随筆九 “破片”)

甘納豆に蜜蜂という組み合わせがなんとなく楽しい。告訴を受けた巣鴨警察署の捜査結果にはもっと興味が湧くが、残念ながら全集の中にそれについての記述はない。