やっと春の陽気。日中の気温も10度を越えた。全ての巣箱の防寒シェルターを外し、必要な群に給餌を開始。
特に給餌が急がれるのはTBH簡易観察巣箱群(B群)。東京から移動する時の巣箱重量計測では「即刻給餌が必要」の状態だった。
ところが、移動直後にぶり返した寒波が予想以上に長引き、その上先月は山荘を留守にする日が多く、結局今日まで給餌のタイミングを逸した。早春の蜜源花が開き始めるまで群を維持できないかも知れない、と半ば覚悟をしての遅ればせの給餌。
案の定、巣門前に給餌器を置くと我先にと群がってくる。観察窓からのぞいて見ると、幸いなことにまだ蜂数は思ったほど減っていない。給餌で女王蜂の産卵が活発になれば、なんとか群の勢力を回復できそうにも見える。
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今年は3月上旬の寒さが例年以上に厳しかった。去年はもうとっくに咲いていたダンコウバイもまだ開花の気配が見えない。冬入り前の貯蜜が少なかった蜂群にとってはかなり厳しい冬越しになったに違いない。
(2009年〜2011年、2月〜3月の最低気温比較。気象庁大泉観測地点のデータから)
MEMO:
(1) 「ABC and XYZ of BEE CULTURE」によると、冬期間の緊急給餌には製菓材料のフォンダン(fondant)が使い勝手も良く有効とある。次の冬には試してみたい。
(2) 防寒シェルターを装着していても容易に観察窓が開けるような防寒シェルターの工夫が必要。これも来冬の課題。
追記:4/3
日中は温かいようでも夜間は気温が氷点下まで下がる日が続く。防寒シェルターの取り外しは少し急ぎ過ぎたかも知れない。
(1) 「ABC and XYZ of BEE CULTURE」によると、冬期間の緊急給餌には製菓材料のフォンダン(fondant)が使い勝手も良く有効とある。次の冬には試してみたい。
(2) 防寒シェルターを装着していても容易に観察窓が開けるような防寒シェルターの工夫が必要。これも来冬の課題。
追記:4/3
日中は温かいようでも夜間は気温が氷点下まで下がる日が続く。防寒シェルターの取り外しは少し急ぎ過ぎたかも知れない。