1800mの岩壁が垂直にそそり立つアイガー北壁。その直下をトレッキングしている時、岩盤にぶら下がる二つの人影を見つけた。
場所は、アイガー内に掘られたトンネルを走るユングフラウヨッホ行き鉄道のEigerwand駅、アイガー北壁展望窓の直ぐ近くだ。
最初は、展望所の窓ガラス拭きでもしているのだろうと思ったがそんな様子でもない。といって、北壁登攀に挑戦しているクライマーでもなさそうだ。
双眼鏡を使ってやっと見える程度なので、目立ちたがり屋のパフォーマーでもないだろう。*写真は36倍ズームで撮影したもの。
途中からドイツ人のトレッキンググループも合流して「ああの、こうの」と二人の行動目的を推測したが結論はでなかった。
同じくアイガーを登る不審者でも、ベルンの街で見たSwiss Milkのポスターの方がまだずっと分かり易い。