2011/08/23

スイスの蜜蜂


道端のあちこちで群生していた満開のヒース。スコットランドでは主要蜜源の一つとされ、英国航空の機内でも“エリカハチミツ”としてカタログ販売されている。

トレッキングコースではこれ以外にも蜜源になりそうな草花はかなり豊富。でもそこに蜜蜂の姿を見かけることは一度もなかった。

今回のスイス旅行で出会ったミツバチは全て標高の比較的低い集落近辺だけ。標高2000m前後のトレッキングコース近辺では寒さが厳し過ぎるせいだろうか?あるいは、草原や岩場だけで、営巣場所の樹木がないせいなのだろうか?


    ① Alpiglen駅の道路脇 (標高1600mの地点) *Centaurea montana(ヤマヤグルマギク)
    ② Brienzの町の道路植込み ( " 550m  "  " )  *Centaurea jacea(ヤグルマギクの一種)
    ③ Grindelwald村の住宅庭の花畑 ( " 1000m  "  " )

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旅行前の下調べで読んだスイス養蜂組合のWEBサイト(Swiss Beekeeping Association)には、”スイス国内で飼育されている蜂群の80%が蜂小屋(Beehouse)で集団飼育されている”と記されている。スイスの養蜂形態もスロベニアと同様のようだ。

宿泊したWengenやBrienzの集落近くにこの蜂小屋があればぜひ見学させてもらおうと考えていたが、それらしいものを見たのはベルニナ鉄道がイタリヤとの国境を通過する直前に一度だけ。車窓から農家の庭に置かれているのがチラッと見えただけだった。