2012/04/21

春子の芽生え_2012年春


一昨年植菌したシイタケホダ木。冬の間覆っていた寒冷紗を外してみるとたくさんの幼菌が樹皮を突き破って顔を出していた。

椎茸は、春先に発生する春子、藤の花が咲く頃の藤子、秋に採れる秋子、雪のチラつく寒い時期の寒子(カンコ)、と呼び分けるらしい。

春子は味が良く、藤子は虫がつきやすく、秋子は香り高く、寒い時期にゆっくり育った寒子には濃縮された美味しさがある、のだそうだ。(森林・林業データーベース)

高度寒冷地の山荘付近では、3月初旬に発生したのは奥手の寒子で、いま芽生えてきたのが春子なのだろう。
ゴールデンウィークに見える来客には、春子の“花どんこ炭火焼"がごちそうできそうだ。