少し時期が遅れたが今日は芝生の補修作業で汗を流した。
目土を入れ、大きく欠けた場所にノシバを張り、全体にセイヨウシバの種をオーバーシードする。
随分前になるが、柳生博氏の著書で、「別荘のグランドカバーに芝生は邪道。周辺に自生している植物から適切な植物を選ぶのが肝要」という趣旨の記述を読んだ記憶がある。
確かに、芝生の庭は“人工的”になる。夏のモグラや冬の霜柱で結構管理に手もかかる。その上、ミツバチにとって芝生は不毛の地。花粉も花蜜ももたらさない。
とはいえ、周辺に自生する草で、土留めの機能を果たし、長期間緑を保ち、踏圧にも強い植物となると、そう容易に見つからない。で、やむを得ず今だに毎年同じ作業を繰り返して汗を流す。