近くの路上に落下していた鳥の巣。風で落下したのか、あるいはカラスの仕業なのだろう。
巣の材料から判断するとエナガの巣なのではと推測する。巣内にビッシリと羽根をさすのもエナガの特徴だ。
巣材はジョウビタキの羽根の色に似ているが「
野鳥の羽ハンドブック」で調べているがまだ確定できない。巣から約20m離れた地点で見つけた卵の欠片。こちらもまだ同じ巣からこぼれたエナガの卵かどうかも解明できていない。
産卵から孵化まで、孵化から巣立まで、巣立から自立まで。自然界で生きる野鳥が、それぞれの過程で遭遇するリスクは、フクロウの巣箱観察でもしばしば見聞すること。