- 高い梢の先端が時折わずかに揺れる程度の微風
- 空一面にレースのカーテンを引いたような薄曇り
- 朝日の上昇とともに朝の冷気がぐんぐん温まっていく気温
後ろ髪を引かれる思いで、ひと月以上も前に仲間と約束したフクロウ巣箱の巣材回収作業日へ。そして作業を始めてほどなく、分蜂ボランティア支援センター(=隣家EZ氏)からの緊急コール。(着信 10時10分)
今回の分封群捕獲は諦めようと一度は考えたが、フト頭をよぎったのが蜂友K氏の顔。彼の会社は確か木曜日は定休日のはずだ。早速電話で捕獲作業への緊急出動を依頼することに。
フクロウ巣材の回収作業を終えて山荘に帰ると、ミツバチは既に捕獲ネットの中に収まっていた。ほぼ100%の蜂を捕獲してくれたらしい。
蜂球ができたのは赤松の水平に張り出した枝の先端。直径約10cmほどの細枝で梯子をかけると折れそうな状態。2連梯子を登るK氏、それを地上で支えるEZ氏は随分と苦労したようだ。
残る作業は、第一次分蜂時と同じ手順で捕獲群を巣箱へ移すだけ。今回は、スムーズに巣箱天井のトップ・バーに収まってくれた。
フクロウ作業もミツバチ捕獲もともに完遂できた好日。K氏、EZ氏に深謝。
+ + + + +
今回使用した巣箱は一昨年に作った観察用横型TBH。
- 挿入したのはW33 x L260mmのバー
- バーの配列はT型
- バー間の隙間はなし
- 造巣ガイドは吉田翁から学んだ△棒
20本のトップ・バーが装着できるが、室内を半分に仕切ってまずは10本のTBでスタート。左の空き室はとりあえずは給餌室として使用し、蜂群が大きくなれば徐々に間仕切り板を移動して巣箱スペースを広げていく予定だ。
今年は“縦型”TBHでの飼育実験をスタートさせたいのだが、その前に横型巣箱でいくつか再確認したいことがある。
20本のトップ・バーが装着できるが、室内を半分に仕切ってまずは10本のTBでスタート。左の空き室はとりあえずは給餌室として使用し、蜂群が大きくなれば徐々に間仕切り板を移動して巣箱スペースを広げていく予定だ。
今年は“縦型”TBHでの飼育実験をスタートさせたいのだが、その前に横型巣箱でいくつか再確認したいことがある。