2008/06/12

鹿の食害


農産物や森林に対する鹿の食害が深刻化しているとのこと。昨日今日とテレビで盛んに取り上げられている。山梨県内には適正数の約2倍に当る8400頭の鹿が生息していると推計され、2007年度鹿の食害による損害は1億3千万円相当に達したという。観光資源であるレンゲツツジやドウダンツツジの食害もかなりひどいらしい。山荘の近辺でも鹿はほぼ毎日(and/or 毎夜)姿を見せる。数年前には庭の野草の新芽のほとんどを喰われてしまったこともあった。

写真は昨年11月17日の夕方5時頃に県立八ヶ岳牧場で撮影したもの。既に辺りは暗く露出を一杯に上げて撮影したので不鮮明な画像だがそれでも約40頭以上の鹿を数えることが出来る。写真では鹿の群れ全体のほぼ1/3位の範囲しか写せなかったのでこの時100頭以上の鹿がいたはずだ。

なぜ鹿の頭数が急増したのだろう?生態系のバランスは意外とごく小さな事柄に起因しているかもしれない。