2009/08/13

カラカサタケ試食会


山梨のきのこ (改訂版 )」(柴田尚著、山梨日々新聞社)を読み返してみたら . . . “カサの開ききらないうちに採って油いためなどにすると、うまいきのこである” . . . と書かれている。

そこで今日は、写真のような3段階の開き具合のカラカサタケを採取し、夕食で食べ比べてみた。

結論:
「味+ボリューム」の両方を考慮した一番の食べごろは、①と②の中間ぐらいのようだ。食感は、②や③の段階がもちろんベストだが、“食べた気がする” ためにはかなりの本数が必要になる。

9/5には、八ヶ岳薬用植物園主催の「野生きのこ教室」に参加予定。指導者は、同書著者の柴田氏 (山梨県森林総合研究所研究員)。その折にでもこの写真を持参し、先生の言う「“かさの開ききらないうち”とはどの段階のことですか?」と確認してみよう。