2010/02/12

自然の造形

“今夜の気象条件では、明日の朝は美しい樹氷が楽しめそうですよ”. . . 昨夜野辺山の地質学者OS氏から届いたメール。比較的暖かい上空から降る雨が、樹々の枝を濡らし、地上近くの氷点下の冷気で氷結し始めているらしい。

(2010/02/01撮影の縞枯山)

自然の造形は、色々な条件が重なった時だけ姿を現し、毎年必ず見られるわけではない。だから、そんな風景にでくわすとよけいに感動する。

左写真は、昨年の3月3日、県営八ヶ岳牧場天女山分場で撮影したもの。

その時、雪原では“氷のカミソリ”が林立していた。同一方向から絶え間なく吹き続ける風が作り出したもの。