今日は「友人の墓参 兼 ボロ市」という1月恒例の行事。
世田谷ボロ市は、その“ぼろ”という呼称もユニークだが、神輿、獅子頭、太鼓、神棚、 . . . と、露天に並ぶ品物も他の骨董市とは一風変っている。そして、古着屋の出店数が多いのも以前から気になっていた。
なにか由来があるに違いないとネットで調べていて目に止まった記述:
室町時代末に楽市として始まったが、徳川時代になると近郷の農家相手の農機具・日用品の古物市として栄えた。
そこでは、野良着の繕いや草鞋(わらじ)になえこむボロが安く売られたことから、いつとはなしに「ボロ市」と呼ばれるようになった。
農閑期の夜なべの草鞋作りは、当時の農家では大切な現金収入の副業で、農民は争ってボロ布を買い求めた。
(東京商工会議所世田谷支部のホームページの内容を要約)
奇しくも、今日の我家の買物も布草履(ぬのぞうり)材料用の古着2着(合計1000円)。早速夜なべ仕事で古着解きが始まったが、我家の草履作りは一銭の現金収入にもならない。
神輿や獅子頭を扱うようになった由来についてはまだ分からない。