2011/01/23

防鹿ネットとウルフピー


庭の芝生に鹿の糞。かなり新しいところを見るとここ数日中に入ってきたようだ。敷地を囲んで張ってある防鹿ネットをチェックしたら、案の定数カ所が破られていた。

山荘の周辺で頻繁に出没する鹿は、敷地内の野草を絶滅寸前にしたことがある。庭のイチイの葉を食べ尽くして丸坊主にしたり、ウリハダカエデやニシキギの幹の皮を食べて枯死させたのも度々だ。

そんな食害も数年前にネットで敷地を囲んでからはピタリと止まったが時折ネットが破られる。たぶん、侵入しようとしてネットを角に引っ掛けるのだろう。

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ウルフピーという商品名の獣害防止製品が販売されている。名前のとおり“狼のおしっこ”そのもの。これを吊るしておくと狼の匂いを嫌って鹿が寄りつかないのだという。

商品説明には . . .
  • かなり匂いがきついので室内では詰替作業をしないで下さい。
  • 4〜6m間隔で保護地を囲むように吊るすこと。
  • 有効期間は33日です。
. . . とある。

340g入りボトルが8,500円。ほぼ通年鹿の姿を見かける山荘の庭で使用しようとすると概算で、[8500円 x 2本(一回の使用量) x 12回(年間補充回数) = 204,000円]と結構な費用になる。
それ以上に問題になりそうなのが一年中庭にが漂う狼の小便の匂い。人間だけでなくミツバチも好まないかもしれない。

ということで、ネットの補修作業の方がまだましだろうと今のところは導入する計画はないが気になる商品ではある。