2011/01/18

調布のダイヤモンド富士


ダイヤモンド富士予測計算は見事にハズレた。

計算結果の1月16日はもう過ぎたというのに、日没地点は今日やっと富士山麓の南端に到着したという有様。このペースでは1月24-25-26日頃が正解となりそうだ。

もともと計算結果に自信があったわけではないが、それにしてもズレが10日間とは少々酷過ぎる。「可変展望計数」や「ラドーの大気差」以前の、ごく初歩的な計算ミスがあったことは間違いない。

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国立天文台への日没地点に関する問合せは結構多いらしい。どうも自分と同じような悩みを抱えた人からの質問のようで、天文台でダイヤモンド出現日時の計算をしてくれるサービスまであるようだ。ただそこには . . .
太陽は真上・真下に向かって移動するわけではありません。 移動する間に、太陽の方位角も山の高さ分だけ変化します。したがって、山の方角と、日の 出・日の入り時の太陽の方位角が一致したからといって、必ずしも山頂に太陽がかかるわけではありません。

このような理由から、何月何日に山頂に沈むかということを正確にお答えすることはできません。ただ、 日の入りの方位角がその方角に近くなる日を計算することはできますので、その前後何日かにわたって実際に観察をされるのが確実な方法です。(国立天文台ホームページ「良くある質問」の回答文を要約)
. . . とある。

「そもそも、計算式でダイヤモンド富士の日時を予測しようと考えること自体が素人の証なのです」と言われているような気がしないでもない。