長坂J-マートで販売している薪原木は、一枠 14800円 。プラス 配送料が 3000円かかる。 “随分高いな” と感じていた値段も、この三日間の作業を体験した後は割安に思える。
もっとも、伐採材の利用には、金銭だけでは測れない面もある。
産業廃棄物として処理される運命の “廃材”に、「暖房」という新たな使命を持たせている、という自己満足感がある。その都度声をかけてくれるM商事社長の好意も暖かい。
現場の職人達と付合いには、サラリーマン時代の人間関係とは違った楽しさもがある。
一番大きいのは、自分で汗をかいて作った薪の炎は格別に暖く感じる、と言うことだろうか。
自分のチェーンソーの扱い振りを見かねてのことだろう。「来月、チェーンソーの社内研修会があるのでぜひ参加したら」との誘いを受け3日間の臨時造園作業員の体験を終了。疲れたが爽快感は残った。