八ヶ岳南麓日本ミツバチの会 (八蜂会) の「養蜂作業ノート」編集会議。その合間に気になる話を聞いた。
ED氏の飼育していた蜂群6箱。次々と蜂の数が減っていき、年末には、最後の巣箱ももぬけの空になってしまったそうだ。話の内容では、“逃去”という蜜蜂本来の生態行動とは違うようだ。
氏は八蜂会の中でも養蜂経験が最も豊富なメンバーの一人。昨年、飼育蜂を失ったという八蜂会メンバーは他にもかなりいる。女王蜂がいなくなった「女王蜂事故死」説、飼育者がチョッかいを出し過ぎて嫌われた「過保護家出」説などが理由として語られているが、あくまで推測の範囲を出ない。
今回のED氏のケースを聞いて“農薬禍”の疑念が頭をよぎった。それともアメリカで話題の
蜂群崩壊症候群(CCD) の予兆?
養蜂作業ノート以上に気になる話。本気で調べてみよと思う。
もっと低地に養蜂場用の土地を借りようかとも考えていたがこの案はしばらく凍結だ。当分は、採蜜圏に田畑や果樹園のない今の高地森林での養蜂に専念し様子を見ることにする。
(写真は昨年6月12日、CCDを取り上げたNHK“クローズアップ現代”の記事 。一部合成)