一番から、それぞれ「宙返り」、「水汲み」、「鐘つき」と呼ばれるヤマガラの代表的な芸を歌ったものだが、その歌詞が芸の内容を忠実に描写しているのに驚く。ヤマガラ芸は、かってはごく身近で見られ、当時の子供たちの誰もが良く知っていたことなのだろう。
くるくる廻る 目が廻るとんぼう返り 宙返り川瀬にかかる 水車(みずぐるま)ぴいぴい山雀(やまがら) ぴい山雀よいこら引いた 綱引いたもいちど引いた 綱引いた釣瓶(つるべ)の水を こぼすまいぴいぴい山雀 ぴい山雀つけつけ鐘を 一二三(ひいふうみ)お寺の鐘が 鳴る時はお前も山が こいしかろぴいぴい山雀 ぴい山雀
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- イラスト写真は、「ヤマハおんがく日めくり」(アーカイブ)から拝借