“CCD(蜂群崩壊症候群)大幅に減少” のニュース。
1/5に発行されたレポート、
The Journal of Apicultural Research Special Issue)の内容を紹介したもの。
2008-2009年の冬、米国で消失した蜂群は飼育総数の26%で、前年度の38%から大幅に減少したという。その中でも、CCD(≒死骸のない消滅)を主因とするものはそれ以上の大幅減らしい。
理由は明らかではないが、CCD騒動で養蜂家が冬季間の飼育管理に一層慎重になったのもその一因、との推測もあるようだ。(
San Francisco Chronicle)
とはいえ、プロの養蜂家の間では、越冬期間中のミツバチ消失の“正常”なレベルは18%前後と考えられているらしいので、26%というのがまだ高い数字であることには変わりない。
ともあれこの好転が一時的現象なのか、あるいは流れが変ったのか?例年以上に厳しい気候と言われている米国でのこの冬の結果が注目される。
(注) 写真はBee Keeper Newsから拝借したもの。