ミツバチは、作業を担当するハチの数を頻繁に変え、全体として最も生産効率の高い状態に労働力の配分を調整しているという。(
ミツバチの知恵—ミツバチコロニーの社会生理学)
ということは . . . 門番蜂の数も、その群の状態合わせて増減させているのだろうか?
もしそうなら . . . 門番蜂の数が増えているか、減っているのか、を観察すれば、群全体の成長具合を簡単に知ることができるはずだ。
養蜂作業が簡便になるし、ミツバチにストレスを与える内検の回数も減らせる。
とりあえずは . . . 昼間の働き蜂の出入り数と、夜の門番蜂の数との間に相関関係があるかどうかを観察してみよう。
今夜の巣門には、本家8匹、分家4匹の門番蜂。これは、昼間見た巣門を出入りする蜂数の比較とも矛盾しない。(写真は22:10〜22:35の間で最も門番兵が多かった時を撮影)