2010/08/02

採蜜作業の後始末

採蜜作業が終わった後の掃除はミツバチがやってくれる。

残滓一級品は、巣板を奪った群へ返す。(上写真)

二級品の巣クズや、鍋、ガーゼ、板、ポリ袋などで、作業中に蜜が付着した用具類は共同給餌場で他の群へお裾分けをする。(下写真)

ミツバチ達は全ての用具を隅々まで“舐める”ように綺麗に掃除をしてくれる。その上、巣板の残った蜜や道具に着いた蜜が、新しいハチミツとして再び巣房に蓄えられると思うと、“取りこぼし”をそんなに気にする必要がないので気も楽になる。

*地面に置いた水を張った金だらいは、“お裾分け権利”のないアリの侵入を防ぐため。

元の巣箱の場所に集っていた蜂も今日はいなくなった。
追記:
写真は、給餌篭に入れた採蜜後3日目の砕けた巣の様子。まだ数十匹のミツバチが群がっているが、全ての巣房がきれいに掃除され空っぽになっているのが分かる。