ミツバチの蜂球を素手で触ってみるとかなりしっかりと連結されていることが分かる。お互いに手足を絡め合い、あたかもマジックファスナーのように結ばれていることは、分封群の捕獲で経験することだ。
8/17と8/19の2回の逃去未遂事件で、蜂球に関する興味ある現象を見た。どちらのケースでも、その蜂球が崩壊する過程で巣板そっくりの形状を示す時がある。(上写真の「崩壊過程」と「巣板」の類似性)
蜂球の形成では、隣り合う蜂同士がただやみくもに四方八方で手足を絡め合わせているわけではなく、なにか連結のルールがあるかのようにも見える。それは造巣作業にも共通するミツバチのなんらかの生態からでは、と推測するが真相は分からない。
もしかしたら、TBH観察巣箱内で見た
ハチ糸の天井飾りもこのことに関連性があるのでは、とも思えてくる。