「自然巣の分蜂群を上手に捕まえるには?」がメインテーマで、講師は信州日本みつばちの会 会長の富永朝和氏。
2日間かけて、東は明野から西は武川・小淵沢まで、そして標高は600メートルから1300メートルの一帯を、先生の目で直接評価してもらい、捕獲成功のヒントを拝聴するのが目的だ。
その場所で待ち箱を置くベストのピンポイントは?
この春はなんとしてもミツバチをゲットしたい、という人達が、養蜂歴60有数年の富永氏のノウハウを学べるとあって参加者の熱気はいやがうえにも上がる。
初日は、昼間の現地視察、夜の富永氏の基調講義に続いて、鉄板バーベギューを囲んでの討議・懇親の会が夜遅くまで。
2日目も、朝早くから走り回り、スパティオ小淵沢での昼食にありついたのは午後2時半だった。
30名を超える参加者が7台の車を連ねて走り回る様はまさに分蜂群の飛翔そのもの。研修会も後半になると、参加者の瞼の裏には、分蜂群を次々と捕獲をしている自分の姿が浮かんでいたに違いない。